いまさら聞けない「新電力」ってなに?
~第2弾~

公開日:2021年1月18日

無題ドキュメント

前回のコラムでは、新電力会社が登場した成り立ちのお話で、なぜ電力の自由化が始まったの?電力のイノベーションとは?をお伝えしました。

▶ いまさら聞けない「新電力」ってなに?~第1弾~

毎日使う電気だからこそ、新電力会社に契約して本当に電気の質は大丈夫なのか?停電は? トラブルがあったら今までのように対応してくれるのか?と不安に思うこともありますよね。

今回はこちらの疑問をひも解いていきましょう。

電気がご家庭に届くまで

まず、前提として、地域の大手電力会社も新電力も、物理的な電力供給の仕組みには原則変更はないです!
電力は、以下図の通り、発電所 → 送電線 → 変電所 → 配電線 の経路をたどり、各ご家庭まで供給されます。
(街中でよく見かける電線はこの「送配電線」に当たります。)

電力の供給システムは、「①発電部門」 、「②送配電部門」 、「③小売部門」 の大まかに3つの部門に分類されます。
「①発電部門」と「③小売部門」は原則新規参入は自由ですが、「②送配電部門」 は安定供給を担う要ですので、
地域の電力会社から分社化した送配電事業者(東京電力パワーグリッド等)が引き続き担当してます。

まとめると、電力会社と言っても「①発電部門と③小売部門を両方やっている会社」もあれば「③小売部門だけをやっている会社」もあります。
どちらの電力会社でも、電気を届けている「②送配電部門」は従来と変わりません。




そのため、どの小売事業者と電気契約をしても、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気は届けられるので、
電気の品質や信頼性(停電の可能性など)は変わりないのです。

停電は起こりやすくなる?不安に思うあれこれ

まずはご安心ください。新電力に切替えたからと言って、停電のリスクが高まることはないです!
先ほど説明の通り、電力は発電所で作られ、地域の送配電ネットワークを使って届けられますので、供給経路は従来のままです。
契約会社によって停電リスクが変動することはないですね。
かといって、自然災害等によって停電が起こることはありますので、よく質問される内容をまとめてみました。

?停電したらどこに連絡するの?
停電の主な原因は工事または台風・落雷・事故等です。その際は、お住まい地域の送配電事業者にご連絡ください。
電力の契約会社を変えたとしても、お問合せ先は変わりません。
また、地域の停電情報は、送配電事業者のサイトに掲載されておりますので、あわせてご確認ください。

?停電復旧の対応は、大手電力会社と新電力で差があるの?
大手電力会社ではなく新電力を使っていると、災害時の復旧が遅くなるのでは・・?と心配する人もいますが、
利用している電力会社によって復旧工事に差をつけるなどの差別的な扱いは、国が電気事業法で禁止してます。
災害時の復旧のタイミングは、新電力ご利用者が後回しになるなど、電力会社によって変わるわけではありません。

?契約した電力会社が倒産したら電気の供給は止まってしまいますか?
⇒現在、小売電気事業者は、なんと684社あります。(2020年10月23日時点)
新規参入するにあたり、厳正な政府の審査もありますが、電力供給のノウハウや資本力は会社によって異なります。
もしかすると、予期せぬトラブルに対応しきれず、契約電力会社が倒産してしまう可能性もありますが、
その場合でもただちに供給が停止することはありません。
そもそも倒産になる場合、事前に需要家様に周知する必要がありますので、周知期間内に他の電力会社へ切替できます。
また、急遽倒産になった、もしくは一定期間内に切替が出来なかった場合も、セーフティネットとして
次の契約まで地域の電力会社から最終保障供給を受けることもできます。

このように倒産した場合であっても、セーフティーネットが存在するほか、別の新電力との契約も可能であるため、
倒産の通知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはないです。

まとめ

第2弾も最後までご覧頂きありがとうございます。
みなさんの新電力への不安が少しでも解消されていれば嬉しいです。

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