【最新】中国渡航の準備から帰国まで!入国に必要な手続きも徹底解説
2024年11月30日より、ついに査証免除措置が再開された中国。この日を待ちわびていた企業様も多くいらっしゃるのではないでしょうか。本コラムでは、ビジネスパーソンの渡航を前提に、「中国渡航の準備から帰国前まで」を解説していきます!
ご案内
2024年7月1日より中国の「反スパイ法」が改定され、SNSなどの情報統制を目的に、国家安全機関は警察証などを提示すればスマートフォンやパソコンなどの
電子機器の検査ができると定められているので、企業情報の入った電子機器の持ち込みは控える事を推奨しております。
渡航中の通信用に、渡航者本人名義のスマートフォンレンタルのサービスもご用意しております。
INDEX
中国渡航の情報整理
はじめに、情報を整理しましょう。
パスポート残存期限
入国時6ヵ月以上
査証の有無
不要
無査証条件(日本国籍)
期間 :2024年11月30日~2025年12月31日まで
入国目的 :商用、観光、親族訪問、交流・訪問、トランジット
滞在可能日数:30日間
※日本国籍者でビザが必要となる方は、上記渡航目的で31日以上滞在する場合、及び、〈駐在員/Zビザ〉、〈長期留学(180日以上滞在)/X1〉、〈短期留学(180日未満滞在)/X2〉となります。
【出発前】渡航に必要な手続きについて
ここからは、渡航手続きについてまとめます。必要な手続きは個々のケースによって順番が入れ替わることがあります。ここでは一つのケースワークとしてお伝えします。
① 査証の取得をしよう
2024年11月30日から2025年12月31日まで、日本国籍の査証免除処置は再開されています。ただし、免除の条件を満たさない方は、引き続き中国入国前に査証を取得する必要があります。必ずご出発前に大使館のホームページ等で査証の有無について確認をしましょう。
ご案内
ビザに関するお問い合わせは、当社と法人契約を結んでいる会社様に限らせていただいております。大変恐れ入りますが、管轄エリアの領事館へお問い合わせ頂きますようお願い致します。
② 航空券・ホテルの予約をしよう
現在、中国行きの航空券は訪日観光客などの影響で混みあっております。渡航が決まりましたら、お早めにご準備ください。
③ スマートフォン・現地SIM・Wi-Fiをレンタルしよう
中国では海外ウェブサイトやアプリの使用が制限されていたり、現地のWi-Fiやアプリは中国の電話番号がないと使用できないことがあります。また、反スパイ法などにより日本から持ち込んだスマートフォンの個人や企業情報が漏洩する恐れもありますので、安全で快適な出張のためにもスマートフォン・現地SIM・Wi-Fiのレンタルをおすすめいたします。
CHECK
スマートフォン・現地SIM・Wi-Fiのレンタルについて詳細を知りたい方は以下のページよりご確認ください。
④ 海外旅行保険への加入は、忘れずに
突然の事故、病気や怪我といったアクシデントに備える為に、海外旅行保険への加入を強くお勧めいたします。どのプランにすればよいかなど、迷うことがありましたら、ぜひHISまでご相談ください。。
出発前に、、、たびレジの登録をしよう!
海外滞在先の危険情報の収集手段はお持ちでしょうか。最低限、外務省のたびレジ登録は済ませてから渡航しましょう。
CHECK
たびレジの登録は、下記外務省ウェブサイトにてご確認ください。
中国到着後について
現在、日本からの中国への入国は、以下の順で手続きを行います。
①空港到着・入国審査場へ
②指紋採取
③入国審査
④荷物受取
⑤出口へ
安心のグローバルネットワーク
情勢やルールの変更が生じやすい状況下での渡航は、平時よりも気を付けるべきことが多くなります。企業として従業員の安全を確保するためには、細心の注意が必要です。HISでは、中国に拠点を持つことで、皆さまの安心・安全の渡航をサポートしています。安心のグローバルネットワークを持つHISへお任せください。
日本帰国時のご案内
日本への帰国時の情報について整理致します。
帰国時の水際措置について
現在、帰国・入国時に発熱や咳などの症状がある渡航者のうち、調査協力いただける方に、感染症ゲノムサーベイランスを行っております。
Visit Japan Webの登録
Visit Japan Webを登録しておくと、「入国審査」、「税関申告」をウェブで行うことができ、手続きが簡素化されます。
最後に
いかがでしたでしょうか。査証免除措置が再開され、渡航がしやすくなった中国。最新情報に十分留意しながら、渡航の準備を進めましょう!HISでは、グローバルネットワークを活かし、安心安全の海外渡航サービスをご提供しております。中国への出張、赴任の計画がございましたら、HISまでご相談ください。