2023年社員・団体旅行を再開しませんか?
皆様からのお問い合わせ傾向をまとめてみました

公開日:2023年1月12日

新型コロナウイルス感染症における日本の水際対策や各国の入国制限が大幅に緩和されてまいりました。
それに伴い、コロナ禍で控えていた社員旅行・団体旅行を再開しようと動き出している企業様からのお問い合わせが増えてきております。

本コラムでは現在の団体旅行のお問い合わせの傾向や傾向からみられる『新たな旅のかたち』についてもご紹介させていただきます。
社員旅行の再開時期をご検討中の企業の皆様に必見の内容となっております。
是非ご覧くださいませ。

現在のお問い合わせの傾向

まずは、2022年10月~12月のお問い合わせ状況から、団体旅行の傾向についてまとめましたのでご覧ください。

調査日:2022年12月20日
調査対象:対象期間(2022年10月1日~2022年12月20日)に団体旅行のお問い合わせをいただいた方
対象旅行形態:団体旅行

【目的】

順位 目的
1位 社員旅行として(46.3%)
2位 修学旅行・留学・研修旅行として(10.2%)
スタディーツアー(学びをテーマとしたツアー)として(10.2%)
3位 レクリエーション・懇親会として(9.4%)

【実施人数】

teacher

【出発月】

順位 出発月(国内) 出発月(海外)
1位 2023年2月 2023年2月
2位 2023月1月 2023月3月
3位 2022月11月 2023年1月

【方面】

順位 方面(国内) 方面(海外)
1位 沖縄 韓国
2位 首都圏温泉 台湾
3位 京都 オーストラリア

【国内旅行と海外旅行を希望する割合】

国内旅行と海外旅行を希望する割合

<現在のお問い合わせの傾向まとめ>

2023年の社員旅行はすでに動き出している

現在の団体旅行のお問い合わせの目的は社員旅行が多くなっております。
実施人数は10名以上50名未満が大半を占めるものの、中には最大300~400名規模の団体様も計画を進められていらっしゃいます。
先に記載されている出発月のデータから2023年2月の出発を検討している企業様が多いです。これまでは新型コロナウイルス感染症の影響で日程などの詳細がはっきりしていないお問い合わせがほとんどでしたが、社員旅行・団体旅行をより本格的に計画している企業様が多いのではないでしょうか。

海外旅行が復調の兆し

方面は、国内と海外の比率が約6:4となっており、気軽にいける国内旅行のほうがまだ多いですが、海外旅行のお問い合わせも増えてきている傾向です。 大きな要因としては、日本の水際対策や各国の入国制限の大幅な緩和によるものと考えられます。

世界情勢を受け海外旅行はアジアが人気

海外旅行の方面は、新型コロナウイルス感染症や近年の円安の影響もあり、身近で物価が安いアジア方面の問い合わせが増えています。

2023年中に社員旅行・団体旅行を再開したいとお考えの企業様はそろそろ動き出してもよい時期かもしれません。

団体旅行を計画する

団体旅行を計画するにあたって事前に知っておくと便利な情報をご紹介いたします。

まずは、国内・海外の方面別おすすめシーズンと平均予算です。
海外旅行ですと雨季・乾季などのシーズンによって滞在プランに大きく影響がでますので、事前の確認が大切です。
予算に関しましても、参加人数と一人当たりの予算でいくら費用がかかるかの参考になります。

【国内旅行】

  • 国内旅行おすすめシーズン
  • 国内旅行平均予算

【海外旅行】

  • 海外旅行おすすめシーズン
  • 海外旅行平均予算

次に海外旅行を検討される企業様に追い風となる情報です。

旅行費用に大きく影響してくる昨今の円安傾向と燃油サーチャージの高騰ですが、ここ最近少しずつですが落ち着きをみせております。
2022年10月には一時1ドル=150円となっていた円相場ですが、2022年12月には130円台前半で推移してきました。

為替レート

出典:googlefinace https://www.google.com/finance/(アクセス日:2022年12月26日) 

2022年10月~11月発券分の燃油サーチャージは多くの航空会社で過去最高との発表がありましたが、2023年12月~3月発券分は日本航空ではハワイ線で往復13,800円、北米や欧州線では往復20,400円値下がりとなりました。



【お一人様1区間片道当たりの日本発着区間設定額】
区間 2022/10/1~11/30発券分 2022/12/1~2023/3/31発券分
日本ー韓国、極東ロシア 7,700円 5,900円
日本ー東アジア(韓国、モンゴルを除く) 12,900円 11,400円
日本ーグアム、パラオ、フィリピン、ベトナム、モンゴル、
ロシア(イルクーツク)
22,900円 17,800円
日本ータイ、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、
ロシア(ノヴォシビルスク)
29,800円 24,700円
日本ーハワイ、インドネシア、インド、スリランカ 37,400円 30,500円
日本ー北米、欧州、中東、オセアニア 57,200円 47,000円

出典:日本航空ホームページ https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/fare/fuel/detail.html(アクセス日:2022年12月23日)



久しぶりに海外での社員旅行を検討される企業様へ参考となる『行ってみたい社員旅行先ランキング(海外編)』をご紹介いたします。

ハワイ(イメージ)
第1位 ハワイ(ホノルル)

【基本情報】
フライト時間:約8時間
時差 :-19時間
通貨 :USドル
言語 :英語、ハワイ語

台湾(イメージ)
第2位 台湾(台北)

【基本情報】
フライト時間:約4時間
時差:-1時間
通貨:元
言語:中国語(北京語)、台湾語

シンガポール(イメージ)
第3位 シンガポール

【基本情報】
フライト時間:約7.5時間
時差:-1時間
通貨:シンガポール・ドル
言語:国語はマレー語、公用語として英語、中国語、マレー語、タミール語

4位以下はこちらをご覧ください
2022年版!行ってみたい社員旅行先ランキング(海外編)

大まかな日程・旅行先・予算が決まりましたら、ホテル・観光・オプショナルツアーなど旅行内容を検討していただいたり、旅行会社へお問い合わせをしていただく段階へ移行しましょう。

関連情報|これを読めば安心!”初心者”旅行幹事さんの初めの一歩

新たな旅のかたち

お問い合わせ1位の社員旅行の目的として、従来の娯楽や観光を楽しむだけではなく、学びの要素を取り入れた「サステナブルツーリズム」をご希望される企業様も増えてきております。
あらたな旅のかたちとして、「サステナブルツーリズム」をご紹介いたします。

サステナブルツーリズムとは?

持続可能な社会を目指すという意味の「サステナブル」という言葉と「ツーリズム(観光)」を組み合わせた言葉です。
旅先の自然環境、文化、伝統を守りながら、その地域の観光業の活性化や生活をよりよくしていくための取り組みです。

サステナブルツーリズムを意識した観光地

①沖縄県
沖縄では様々な施設がサンゴ礁などの自然を守る取り組みを行っていたり、サトウキビ農家では畑仕事のお手伝いやサトウキビ刈りをしたり、一緒に沖縄の家庭料理の味うちなー料理を作るなど文化を知れるプチ移住体験ができます。

②オーストラリア
世界遺産グレートバリアリーフの自然保護、「絶滅危惧種」に指定されているコアラの保護活動の参加や、先住民アボリジニの人々の文化や芸術を支援する取り組みなどを旅行を通して体験することができます。

③ハワイ
何十年、何百年後もハワイの伝統文化や美しい自然を守っていくための取り組みとして”マラマ・ハワイ”というスローガンを掲げています。
アラワイ運河を再び泳げる水質にするための「ゲンキ・アラワイ・プロジェクト」、タロイモ畑のお手入れ、ビーチクリーン活動、二酸化炭素の排出ゼロの交通手段バイクシェアサービスbikiの拡充などさまざまな取り組みがあります。

企業としてこのような取り組みをすることによって、自然保護や伝統文化を体験できるのはもちろん、社員の皆様に新たな発見があるかもしれません。
学びの要素を取り入れた団体旅行もよろしければご検討くださいませ。

オーストラリア(イメージ)

最後に

いかがでしたでしょうか。
社員旅行・団体旅行をそろそろ再開したいけど動き出せていない企業の皆様、一度お問い合わせしてみませんか。
企業様の実施目的やご希望に合わせたご旅行を提案させていただきます。
みなさまのお問い合わせを是非お待ちしております。

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