メルボルン市内にはヨーロッパを思わせる街並みが美しく、その中をコトコトとトラムが走り抜けます。
オーストラリアカフェ発祥の地のメルボルンには、小さなカフェがあちこちにあり、疲れたらホッとひといき入れましょう。
フリンダース・ストリート駅はフリンダース・ストリートとスワンストン・ストリートの交差点に位置する、1日約25万人が利用するターミナル駅で、ここからメルボルン郊外への電車が出ています。
1854年にオーストラリア最初の駅として建てられました。エドワード王朝風のこの建物は、メルボルンのシンボルとして広く愛されています。
1870年にオープンしたメルボルン最古のクラシックアーケード。
ジュエリーや高級ブティックのお店などはもちろん、有名なチョコレート専門店「Koko Black」、ゲームを集めたお店「The Game Shop」、魔法や魔術専門店「Spellbox」など個性的なショップが揃っています。
1878年オープンという長い歴史をもつマーケット。
メルボルンの台所といわれ、野菜やお肉などの生鮮食品を中心に1000軒以上のお店が並びます。また、食品だけではなく、ハンドメイドのかわいい雑貨やアクセサリー、お土産品など様々な雑貨を販売しているエリアもあり、メルボルンのお土産をここで購入するのもオススメです。
オーストラリアで最も古い歴史を持つ図書館で、1856年に開館しました。
外観は荘厳な雰囲気、内装は吹き抜けとなっており、ずらりと並べられた蔵書に圧倒されます。
美術館のように、オーストラリアの絵画や図書館の歴史に触れられるスペースや、外にはチェスを楽しむスペースもあり、地元の人々の憩いの場となっています。
1880年に開催されたメルボルン国際博覧会会場として建築され、2004年、オーストラリアで初めて世界文化遺産に登録されました。現在も各種イベントや展覧会、文化行事等に利用されています。
ロイヤル・エキシビション・ビルが建つカールトン庭園も世界文化遺産に登録されており、メルボルン市民からピクニックやバーベキュースポットとして愛されています。
また、この庭園はブラッシュテール・ポッサム(フクロギツネ)をはじめとする野生動物の生息場所でもあります。
おしゃれなアートギャラリーや地元デザイナーのお店が数多くあり、オシャレにこだわる人々が集まります。また、カフェがひしめく人気スポットにもなっており、ウィンドウショッピングを楽しんだ後は、カフェでまったりしてみては。
高さ300mの「ユーレカ・タワー」の88階にオープンした展望台。
ガラス張りのキューブがビルからせり出す「The Edge」では上下左右360°の景色が楽しめ、スリリングで人気のアトラクションとなっています。
市内中心部や郊外エリアを網羅するトラムは、メルボルンの観光スポットに行くには必ずといっていいほど利用されています。
また、市内中心部とドックランド地区内を走るシティ・サークル・トラムの乗車はなんと無料!(地図枠内)チケットが不要な上、乗車も簡単なので、初めてメルボルンを訪れた人でも気軽に利用できます!
2016年9月にグランドオープンしたブティックホテル
2016年9月にグランドオープンしたばかりのモダンなホテル、QTメルボルン。
市内中心 (バーク・ストリートモールやコリンズ・ストリートへワンブロック) に位置し、全188室のヨーロピアン調の客室に加え、パリ風のビストロレストラン、レーン通りに面したレストラン&バーや最上13階ルーフトップバー等、メルボルンの新名所として注目のデザイナーズホテルです。
イーストメルボルン中心部に位置するデラックスクラスホテル
64エーカーの広さを誇るフィッツロイ・ガーデンに隣接しており市内中心部にも徒歩圏内です。
ホテルには無線インターネットアクセスのあるミーティングルームや、ビジネスセンター、エグゼクティブラウンジがあり、ビジネスでご利用のお客様にもおすすめです。
高級ブティックを彷彿とさせるおしゃれな佇まい
地上階に入っているレストランでは、オーストラリアの名産品、チーズとワインを思う存分楽しめます。客室は通常10階以上のフロアにあり、夜は市内の夜景が楽しめます。
高級ブティック街やローカル・デザイナーのお店も徒歩圏内と便利なロケーションです。
メルボルンは郊外にも魅力あるスポットが数多くあります。
全長243kmの壮大な景色が続くグレート・オーシャン・ロード、世界最小のペンギン「フェアリー・ペンギン」をはじめとした野生動物が多く生息するフィリップ島、世界有数のワインの名産地ヤラバレー、オーストラリア最古の蒸気機関車「パッフィンビリー」など、メルボルン市内とは違ったオーストラリアの自然を体感してみてください。
「世界で最も美しい海岸道路」とよばれるグレート・オーシャン・ロード。
ここの最大の見どころは、ポートキャンベルの近くで見られる「12人の使徒」や「ギブソンズステップス」「ロックアードゴージ」などの海中からそびえ立つ奇岩群です。波と風雨が長い歳月をかけて創り上げた壮大な景色を観ることができます。
そして、美しいのは海の眺めだけではありません。オトウエイ国立公園では野生のコアラが多く生息しており、そして途中の川や沼地ではカモノハシに出会うことも。また、移動途中には野生のカンガルーやワラビーに出会えるなど、動物ウォッチングにも最適です!
ペンギンたちの行進「ペンギンパレード」で有名なフィリップ島。
体長わずか30cmほどの野生のフェアリー・ペンギンが、日没とともに海から自分たちの巣へ戻っていく姿を間近で観察することができます。
島内には、ペンギンだけでなく、コアラやワラビーも生息する自然保護区となっています。また、コアラ保護センターやオットセイが生息するノビーズへのクルーズ、アトランティックジャーニー(南極への旅)、チャーチル島での農場体験があり、素晴らしい自然環境の中で野生動物と触れ合うことができます。
パッフィンビリー鉄道は、20世紀初頭に建設されたオーストラリア最古の蒸気機関車で、多雨林が生い茂るダンデノン丘陵の森林地帯を、片道約1時間20分で走り抜けます。現地では約600名のボランティアが1920年代に着用されていた制服でみなさんを出迎えてくれます。客車は、窓のないオープンタイプになっており、走行中に素晴らしい景色を堪能できます。
また、「スチーム&キュイジーヌ・ランチョントレイン」(所要時間 約3時間)という、車内でランチを楽しめる列車も運行しています。3コース料理、または、ナッタープラター(盛り合せ料理)と地元ヤラバレーのワインを楽しみながら、車窓風景を満喫することができます。
メルボルンからほんの1時間程で、緑豊かな森が広がるダンデノンレンジと呼ばれる丘陵地帯に到着します。そして、ダンデノン丘陵の北に広がるのが、ワイン産地ヤラバレー。50以上のワイナリーが点在し、オーストラリアを代表するワインカントリーのひとつです。
世界大会で受賞歴のあるワイナリーもあります。ワイナリーによって味も香りも異なり、ワインテイスティングツアーに参加して、ワイナリーに併設するレストランでランチやディナーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
2000年にフランス出身のオーナーが、ワイナリーを開設。テラス・カフェで軽食も楽しめ、地元の新鮮な食材を使った料理を食べることもできます。
フランスのシャンパンメーカー「モエ・エ・シャンドン」社資本のワイナリー。片面がガラス張りとなったテイスティングルームが有名で、スパークリングワインが人気。レストランが併設されています。
80年前にイタリア系移民の一家が創設した、ヤラバレーの中でも歴史あるワイナリーの一つです。レストランやチーズショップもあり、国内外の数々の受賞経験を持っています。
ヤラバレーの中心地に位置する、1854年創業の老舗ワイナリーです。歴史はありながらも規模を広げず、こだわりを持った「ブティック・ワイナリー」として知られています。
250エーカーの敷地にスイートルームが全32室という贅沢な5つ星ホテル「シャトー・イェーリング・ヒストリックハウス・ホテル」のほか、レストランや結婚式などが可能な会場も併設しています。また、毎月第三日曜日には同ワイナリーで、ファーマーズマーケットが開催され、地元観光客で賑わいます。
ヤラバレー地区にあるヒールスビル・サンクチュアリーでは、200種以上のオーストラリア固有の野生動物や鳥類が、自然のままの環境の中、飼育されている野生動物たちに近づくことができます。
30ヘクタールの保護区の敷地は、70ヘクタールの自然の森や草原に囲まれ、コアラやカンガルー、ウォンバット、エミュー、ディンゴ、カモノハシ、そして様々な野鳥たちが、生き生きと暮らすサンクチュアリー(聖域)となっています。
Ciaoパンフレットの対象ツアーなら追加代金なし(注1)で、滞在中1回、日本語ガイドと巡る「メルボルンGOOD散歩(グッサンポ)」付き!
メルボルンの街中を巡るトラムに乗車して観光スポットを車窓見学。
トラム乗車後は、クイーンビクトリアマーケットで人気のホットドックをお召し上がりください。(注2)