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一度は見ておきたい美しい遺跡の数々ジャングルに眠る神秘の世界遺産
カンボジアの密林の中で長い間、ひっそりと息を潜めてきたアンコール遺跡群。600年以上もの繁栄を誇ったアンコール王朝が生み出した精緻な建築の数々。最も有名なアンコールワットを筆頭に広大な土地に大小600以上もの遺跡が点在します。神秘的で荘厳な美しさを持つ、古代の王都を訪れてみませんか?


クメール王朝の優雅な都
カンボジアのジャングルで19世紀後半に発見されたクメール王朝の遺跡アンコールワット。12世紀前半から30年をかけて建造されたものです。約5kmに及ぶ塀に囲まれた敷地には、ヒンドゥー教や古代インドの叙事詩が描かれたレリーフが施され、その美しさは感動的。クメール文化の芸術の高さに思わず圧倒されます。空が美しい赤紫色に染まり、アンコールワットの背後から、まるで後光がさすように昇る朝日は忘れられない眺めです。
十字回廊
ラーマーヤナ
エコーが響く空間
日本人の墨書
乳海撹拌
天国と地獄

十字回廊
第一回廊と第二回廊を繋ぐ途中にある十字の回廊。4つに区切られた空間は、巡礼者達が身を清めるための沐浴池であったとされている。ここには、千体の仏像が祀られていたが、先の内戦でそのほとんどが破壊され、現在は南側に数体残るのみとなっている。

ラーマーヤナ
第一回廊西面の壁画は「マハーバーラタ」と並ぶインド二大叙事詩「ラーマーヤナ」。その最も有名なシーンが迫力満点で描かれている。

エコーが響く空間
十字回廊北側の、天井の高い空間。壁を背に拳で胸を叩くと「ボーン」というエコーが響く。

日本人の墨書
十字回廊南側に書かれた墨書。アンコールワットを祇園精舎と勘違いした森本右近太夫が、1632年に訪れた際、父を偲んで書いたとされる。

乳海撹拌
第一回廊東面に描かれた、ヒンドゥー教の天地創世神話。中央には乳海撹拌を指揮するヴィシュヌ神、その下には化身の大亀クールマ。ビシュヌ神を挟んで右側に88体の神々、左側に92体のアスラが全長49mに渡り描かれている。

天国と地獄
第一回廊南面の壁画。上段は極楽、中段は裁定所、下段は地獄と三段に分かれている。中段では審判を下す閻魔大王が一際大きく描かれ、悪行を犯したものが落とされる先は下段に描かれた地獄。そこには舌抜きや針責め等の拷問が生々しく描写されている。

四面仏顔像が今なお微笑む偉大な王都
12世紀から15世紀にかけて約10万人の人々が暮らしていたというアンコールトム。「偉大な王都」の意味を持つ遺跡。アンコールトムの中心に位置するピラミッド型の寺院バイヨンには、高さ43mの中央祠堂を16の塔堂が囲み、中央祠堂と尖塔には「カンボジアの微笑み」と賞される50を超える観音菩薩の四面仏像が配されています。
南大門
バプーオン
ライ王のテラス
象のテラス
バイヨン

南大門
アンコールトムへの入り口となる城門の一つ。高さ約25mで、当時は木造の扉が付いていたとされている上部には観世音菩薩の四面仏が刻まれている。門前に架かる橋は「乳海撹拌」をモチーフに、神々とアスラがそれぞれ大蛇ナーガを抱えている。

バプーオン
「隠し子」の意味を持つ、5つの基壇と3重の回廊で出来たピラミッド型寺院。かつては中央に祠堂が配され、この祠堂はアンコールワット同様、須弥山を表すとされている。

ライ王のテラス
全長約25m、高さ約6mのテラス。その壁面全体にはアスラやナーガ、デヴァターなどが非常に保存のいい状態で保たれている。特に入口の宮廷生活を描いたレリーフは見もの。

象のテラス
全長約350m、高さ約3.5~4mの王宮正面を飾るテラス。テラス正面の壁には一面象と象使いの様子が描かれている。中央にはガルーダとシンシンハの彫刻が施され、テラスを支える形になっている。北側の階段には3つの頭を持った象が、比較的綺麗に残っている。

バイヨン
アンコールトムの中心に位置するピラミッド型寺院。構造は二重構造で、16の塔堂で高さ43mの中央祠堂を囲っている。中央祠堂と尖塔には50を超える巨大な観世音菩薩の四面仏が配され、その穏やかな顔は「カンボジアの微笑み」と称されている。また、第一回廊、第二回廊の壁画も必見。特に第一回廊の壁画は、軍隊や庶民の生活などが活き活きと描かれており、まるで大絵巻のよう。
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タ・プロム寺院
ガジュマルが侵食する遺跡
12世紀末建立、不思議な姿のタ・プローム寺院。天から降ってきたような巨大なカジュマルの木が遺跡を侵食しています。アンコール遺跡群の中で特に崩壊が危惧されています。
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バンテアイスレイ
東洋のモナリザと呼ばれる女神
アンコールワットから東北へ約35km。四隅の女神デヴァター像の美しさは「東洋のモナリザ」と賞され、その繊細なレリーフはアンコール遺跡の中でも最も美しい言われています。
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プレ・ループ
火葬の儀式が行われていた寺院
961年に建立されたピラミッド型寺院。中央伽藍と東塔門の間で死者を荼毘に付したとされています。最上階からはアンコールワットを拝むことができ、夕陽観賞のスポットとして人気。
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ロリュオス遺跡群
アンコール遺跡群の中で最古の遺跡
アンコール遺跡群最古の遺跡群であるロリュオス。特に見どころであるバコン寺院は周囲に環濠を張り巡らせたアンコール時代初のピラミッド型の寺院として必見。
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ベンメリア
深いジャングルの中に佇む巨大遺跡
修復されず、深いジャングルの中にひっそりと佇んでいる巨大遺跡。地雷撤去が進み、近年になってようやく入れるように。樹木が繁茂する遺跡を歩いていると探検気分。
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サンボープレイクック
カンボジア第3の世界遺産
7世紀初頭に作られた首都のひとつ。レンガで造られた遺跡は八角形の特徴的な造りです。カンボジア第3の世界遺産候補に挙げられており、今後注目の遺跡。

シェムリアップ
世界遺産アンコール遺跡の観光拠点として多くの観光客が滞在するシェムリアップは、ショッピングやグルメを楽しめるスポットも充実!マーケット散策など、のんびり街歩きも楽しんでみて。


シェムリアップの街歩き
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- オールド・マーケット
- シェムリアップ川の近くの市場では、食料品、日用雑貨から伝統工芸品まで揃います。象の刺繍の可愛いバッグや遺跡をモチーフにした雑貨もあります。安くて素敵なお土産が見つかるはず!
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- ナイトマーケット
- 雑貨やシルクなどのお土産を購入できます。日中に遺跡観光した後は、こちらでショッピングを楽しんでみてはいかが?

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- パブストリート
- オールドマーケット北側に位置する通りで、外国人観光客向けのオシャレなレストランが並びます。夜は多くの観光客で賑わい、シェムリアップの別の姿を楽しめます。

素朴な味わいのクメール料理
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- アモック
- カンボジアを代表する料理といえばこれ!ココナッツミルク風味の蒸し魚は、是非食べてみたい一品です。
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- プラハット・ポンポーン
- エビや白身魚などのすり身を揚げたカンボジア風さつま揚げは定番料理のひとつ。日本人の口にも合う料理。
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- ソムロークティッヒ
- ソムローとはいろんな具を入れて見込んだスープのこと。これはココナッツミルクでごはんと相性抜群。
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- かぼちゃプリン
- カンボジアのスイーツの代表がこちらのかぼちゃプリン。食事の最後にお楽しみください。

おすすめホテル
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コロニアル調の優雅なホテル
ソフィテルアンコールポキットラーゴルフ & スパリゾート
Sofitel Angkor Phokeethra
シェムリアップの街に突然現れるリゾートホテル。広い敷地に噴水のある大きな池とプールを囲むようにホテル棟が建ち、オアシスのような雰囲気を感じさせてくれます。館内はコロニアルスタイルのインテリアで統一され、上質で落ち着いた時間が流れています。
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格式高い雰囲気漂う憧れのホテル
ラッフルズ グランド ホテル ダンコール
Raffles Grand Hotel d' Angkor
中に一歩踏み入れた時から優雅な気分に。室内のカンボジアン・スタイルのオブジェ・アートや家具は、豪華で近代的な設備とマッチしています。ロビー、レストラン、随所に見られるさりげないサービス、どれをとっても、ラッフルズホテルグループの実力を証明するのに十分なホテルです。
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立地抜群!シヴァタ通りに面し、パブストリートまで徒歩5分
パークハイアット シェムリアップ
Park Hyatt Siem Reap
日の光がロビーに届くよう設計された吹き抜けやクメール伝統のデザインがいたるところに施されており、明るさと重厚さが調和したホテル。お部屋はバスタブとお手洗い、シャワーブースが分かれており、全室DVDプレイヤーやコーヒーメーカー完備。
おすすめツアー
航空券+ホテル
航空券
カンボジアの基本情報
- 正式名称
- カンボジア王国(Kingdom of Cambodia)
- 通貨
- リエル(R)
- 言語
- クメール語
- 日本との時差
- -2時間
- 宗教
- 仏教、イスラム教、カトリックなど
- 日本からのフライト時間
- ベトナムまで約6時間、ベトナム~シェムリアップが約1~2時間 現在直行便はない
- 気候
- 年間を通して高温多湿。1年は大きく雨季(5月下旬~10月下旬)と乾季(11月~5月)に分けられ、旅行には乾季、それも雨が少なく過ごしやすい11~1月が適しています。


