エキゾチックで幻想的!沖縄本島・石垣島・宮古島の鍾乳洞・洞窟ならココ!

エキゾチックで幻想的!沖縄本島・石垣島・宮古島の鍾乳洞・洞窟ならココ!

ひと味違った、沖縄の思い出を作りたい。そんなとき、訪れて見たいのが、沖縄の各地にある鍾乳洞や洞窟です。
何十万年もの年月が作り出した自然の芸術は、ダイナミックでエキゾチック。
そして歴史のロマンを感じさせてくれます。
沖縄の鍾乳洞や洞窟を、代表的なものから穴場的なものまで、バラエティ豊かなラインナップでご紹介します。

沖縄にはどうして鍾乳洞や洞窟が多いの?
沖縄にはどうして鍾乳洞や洞窟が多いの?

 

沖縄にはどうして鍾乳洞や洞窟が多いの?

沖縄にはどうして鍾乳洞や洞窟が多いの?
沖縄本島には、いわゆる鍾乳洞と呼ばれる自然洞窟が各地に2,000か所ほどあると言われています。
その理由は、沖縄には隆起サンゴ礁が多く、琉球石灰岩の地層が形成されたから。
つまり鍾乳洞は、その地がかつて海だったことをあらわしているのです。
サンゴ礁でできた石灰岩が長い年月をかけて侵食され、鍾乳洞を作り上げていきました。
その悠久の姿は、私たちを太古のロマンの世界に誘ってくれます。

そんな洞窟の数々は、沖縄のことばで「ガマ」と呼ばれ、信仰の対象となって敬われました。
また一部のガマは、太平洋戦争末期の沖縄戦の際は、住民と日本兵の避難場所や野戦病院として利用された悲しい歴史もあります。

沖縄の鍾乳洞や洞窟に訪れるとき気を付けたいこと

沖縄の洞窟に訪れるとき気を付けたいこと
鍾乳洞や洞窟は、信仰や崇拝の対象となっている場所が多いので、厳粛かつ神聖な場所として訪れましょう。
鍾乳洞の中は夏でも涼しいので羽織ものがあると安心です。

整備されていない洞窟は、ハブなどの危険な生物がいたり、石灰岩が雨で濡れていて滑りやすい場合もあるので、安全面に注意しましょう。
また、予約制のガイドツアーじゃないと入ることができない鍾乳洞・洞窟もあるため、訪れる際は公式ホームページを要チェックです。

沖縄に来たら一度は立ち寄りたい!定番の鍾乳洞・洞窟

沖縄の鍾乳洞は、スケールの大きさが大きな特徴です。
県内の各地に、しっかりと整備された鍾乳洞があります。
どれも個性的で、ファンタジックな景色が広がります。

おきなわワールド

沖縄本島・南部を代表する観光スポットの「おきなわワールド」にある鍾乳洞「玉泉洞」。
約30万年という地球の歴史が作り上げた鍾乳洞は、鍾乳石の数100万本以上、全長5,000mと、国内最大級の規模。(一般公開は890m)
鍾乳洞内は「青の泉」をはじめ、フォトジェニックスポットがいっぱい。
夏季限定の「南の島の洞くつ探検」もおすすめです。

「おきなわワールド」は、玉泉洞の他にも見どころが満載。
スーパーエイサーやハブとマングースのショー、琉球ガラスや機織りなど屋内で楽しめるアトラクションも充実。
天気の悪い日でも1日を通して楽しく過ごせます。

おきなわワールド 基本情報

  • 住所:〒901-0616 沖縄県南城市玉城字前川1336
  • アクセス:那覇空港から車で約30分

ガンガラーの谷

ガンガラ―の谷

数十万年前まで鍾乳洞だった場所が崩落して形成された、豊かな自然が残る亜熱帯の森が「ガンガラーの谷」です。
約2万2,000年前の旧石器時代の人類「港川人」が住んでいた可能性もあり、今も発掘調査が行われています。

ウフシュガジュマル
大主(ウフシュ)ガジュマル

「ガンガラーの谷」の鍾乳洞は、ガイドツアーに申し込まないと入場できません。
ガイドツアーの所要時間は約1時間20分で、ガイドの解説に耳を傾けながらコースを歩けば、ガンガラーの谷の歴史を詳しく知ることができます。
沖縄の悠久の歴史が育んだ、尊い自然や命に思いをめぐらせながら歩みを進めましょう。
子孫繁栄にご利益があるとされる「イキガ洞」、樹齢150年とも言われる「大主(ウフシュ)ガジュマル」など、パワースポットが豊富です。

ガンガラーの谷  基本情報

  • 住所:〒901-0616 沖縄県南城市玉城前川202
  • アクセス:那覇空港から車で約30分

 

松田鍾乳洞

松田鍾乳洞松田鍾乳洞松田鍾乳洞

時間が止まったかのような穏やかな時間が流れる集落の下に、光が全く届かず、雑音の一切入らない地下世界が広がっています。
洞窟の長さは約240m。
気温は一年を通して約20℃前後、湿度は60~90%ほど、自然のままの鍾乳洞を体験してもらうため、最低限の梯子のみ設置しています。
ヘッドライトの灯を頼りに、足場を確認しながらガイドと進みます。
暗闇の中にひっそりとたたずむ鍾乳石。
かすかに聞こえるしずくの音と吹き抜ける風を感じながら探検家気分を味わうことができます。

洞窟探検は「洞窟さんさくコース(所要時間約1時間)」と「洞窟たんけんコース(所要時間約2時間)」があり、ヘルメットやヘッドライト、軍手など必要なもののレンタル料は体験料金に含まれています。
※洞窟さんさくコースのつなぎレンタル代は別途300円かかります。
持参するものは着替えと500mlペットボトルの飲み物だけでOK!
参加後はシャワーも利用できます。

「メーガー洞と周辺史跡巡り(所要時間約1時間)」は着替え不要で気軽にメーガー鍾乳洞を見学できます。

※どのコースも予約制です。詳しくは公式ホームページをチェック。

松田鍾乳洞   基本情報

  • 住所:〒904-1301 沖縄県国頭郡宜野座村字松田78(松田地区体験交流センター )
  • アクセス:那覇空港から車で約1時間

青の洞窟

青の洞窟ダイビング
青の洞窟ダイビング
地形が複雑な沖縄は、海の中にある洞窟も存在します。
その中でも有名なスポットが、恩納村の真栄田(まえだ)岬にある「青の洞窟」です。
シュノーケリングやダイビングのオプショナルツアーで行くことができます。
海の青さの中に太陽の光が差し込む風景は、まさにファンタジック。
シュノーケル器具やウェットスーツは、レンタルで借りることができます。

青の洞窟 基本情報

  • 住所:〒904-0417 沖縄県国頭郡恩納村真栄田469−1
  • アクセス:那覇空港から車で約47分

祈りの気持ちを捧げる神聖な鍾乳洞

数多くの鍾乳洞の中には信仰や崇拝の対象となっている場所が多くあります。
神秘的な雰囲気に不思議と力が湧いてくる気がします。

金武鍾乳洞 古酒蔵

金武鍾乳洞古酒蔵金武鍾乳洞古酒蔵
金武町には鍾乳洞が多い地域として知られています。
ここ「金武鍾乳洞」には龍神信仰があり、昔から人々が祈りを捧げていた神聖な場所。

鍾乳洞古酒蔵の見学ツアーは1日2回(10時~、15時~)行なわれています。
金武鍾乳洞は長さ270m、地下30mの規模があります。
この洞窟内に1988年、自然環境を活用した日本初の古酒蔵が完成しました。
洞内の気温は18度の一定に保たれ、1万3,000本を超える泡盛が、古酒(クース)になるまで貯蔵熟成されています。
ボトルキープサービスを受け付けており、鍾乳洞のなかで自分だけの古酒を貯蔵してくれます。
ボトルは貯蔵期間の満期が来たら発送での受け取り(有料)も可能なので訪れた記念にいかがでしょうか。

鍾乳洞内では豆腐餻(とうふよう)の熟成も行っています。
豆腐餻とは沖縄豆腐と泡盛、米麴、紅麴などの中に漬け込んで自然発酵させた健康食材で、沖縄の気候や食文化に深く根ざした発酵食品です。
ここの豆腐餻は金武町の泡盛を使い、鍾乳洞の中で約1年2か月もの長い期間熟成させています。
まるでチーズのようなコクと旨味が広がる逸品、ぜひ味わってみてください♪

金武鍾乳洞 古酒蔵  基本情報

  • 住所:〒904-1201 沖縄県金武町字金武4348-15
  • アクセス:那覇空港から約1時間

普天満宮洞穴

普天満宮洞穴普天満宮

宜野湾市にある「普天満宮」は、沖縄県中部エリアで最大級の神社です。
古くは琉球古神道神をまつったことに始まり、尚金福王から尚泰久王(1450〜60年)の時代に、熊野権現を合祀したと伝えられています。

普天満宮にある「普天満宮洞穴」は全長280m。
2か所の洞口や大きな広場が3か所あり、遺跡もあることから、地形地史や古代史の貴重な史料とされています。
その中から現在は50mが一般公開されています。
洞穴内にある奥宮には、首里の桃原(とうばる)に出現した女神がこの洞穴にこもったという伝承もあり、神秘的な雰囲気がただよいます。

普天満宮  基本情報

  • 住所:〒901-2202 沖縄県宜野湾市普天間1丁目27-10
  • アクセス:那覇バスターミナルからバスで約50分「普天間」バス停下車、徒歩約5分

石垣島・宮古島の鍾乳洞

鍾乳洞・洞窟があるのは本島だけではありません!
離島にもダイナミックな鍾乳洞や、個性的な鍾乳洞があります。

石垣島鍾乳洞〈石垣島〉

石垣島鍾乳洞イルミネーショントトロ鍾乳石
石垣島鍾乳洞は日本最南端の鍾乳洞で石垣島最大の観光鍾乳洞です。
イルミネーションが施された鍾乳洞は、幻想的な雰囲気が漂います。
洞窟内ではシャコ貝などの化石を見ることができ、ここがかつて海底だったことがわかります。
人気映画のキャラクターに似てると話題の鍾乳石は人気の撮影スポットです。

石垣島鍾乳洞 基本情報

  • 住所:〒907-0023 沖縄県石垣市石垣1666番地
  • アクセス:石垣空港から車で約30分

伊原間サビチ洞〈石垣島〉

サビチ洞サビチ洞
伊原間(いばるま)サビチ洞はいわゆる「貫通型」の鍾乳洞で、日本でただ一つ「海に抜けられる鍾乳洞」として知られています。
洞窟の全長は324mで、そのうち公開されている部分は237mと少々コンパクト。
20分ほどでまわれるので、ちょっと時間が空いたときの立ち寄りスポットとしてもおすすめです。

鍾乳洞には、入口と出口を含めて4か所の開口部があります。
入り口こそ小さいですが、鍾乳洞の中に一歩足を踏み込めば、10m以上の高さがある空間が広がっていて、巨大な鍾乳石のつららが至近距離で伸びています。
規模は小さいものの、ナイアガラの滝に見立てたつららの石群など、見どころは豊富。
もちろんライトアップもされていて、幻想的な光が洞窟内を照らします。

鍾乳洞を抜けて海に出ると、干潮時には亀の形をした岩を見ることができます。
この奇岩は幸せになれるパワースポットとして有名です。

伊原間サビチ洞 基本情報

  • 住所:〒907-0332 沖縄県石垣市伊原間185-44
  • アクセス:新石垣空港から車で約20分

パンプキンホール〈宮古島〉

パンプキンホール
宮古島にある鍾乳洞「パンプキンホール」。
正式名称は「保良泉(ボラガー)クバクンダイ鍾乳洞」と言います。
なぜ「パンプキンホール」と呼ばれているかというと、幅約4m、高さ約3mの巨大な鍾乳石がカボチャのような形をしているから。
このカボチャ型鍾乳石の上から海に飛び込めば願いが叶うと言われており、パワースポットとしても注目を集めています。

この鍾乳洞は入口が海に面しているため、海からしか行くことができません。
宮古島の南東部に位置する保良泉ビーチからアクセスすることができますが、泳いで向かうなど自力での立ち入りは禁止されています。
シュノーケリングやシーカヤック、SUP(サップ)の体験ツアーで現地ガイドと行きましょう。

パンプキンホール 基本情報

  • 住所:〒906-0101 沖縄県宮古島市城辺保良1139-1(保良泉ビーチ)
  • アクセス:宮古島空港から車で約30分

最後に

長い年月をかけて自然が作り出した鍾乳洞は神秘的でパワーをもらえること間違いなし!
また、夏は涼しく、冬は暖かくて快適に観光できるのも魅力です。
ぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか?

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投稿日:2018.07.03

         

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