お問い合わせはこちら

福利厚生
に関するご相談

ご相談・お問い合わせ

最新のサービスや実施事例、
イベント情報をお届け

メルマガ登録

「体験」で社員同士をつなぐ。
エンゲージメントを引き出す福利厚生イベントという選択肢

公開日: 福利厚生

組織の一体感醸成や従業員のモチベーション向上を目指し、福利厚生制度の拡充や見直しを進める企業が増えています。住宅手当の給付や割引クーポンの付与、各種手当の増額といった「条件や処遇の整備」は、従業員の満足度を高める上で欠かせない要素です。

しかし、こうした手当や制度をどれほど充実させても、「社員のエンゲージメントが思ったように上がらない」という悩みを抱える人事担当者や経営陣は少なくありません。
住宅手当や各種手当、割引制度など、社員一人ひとりの生活や働きやすさを支える福利厚生は、企業にとって重要な基盤です。一方で、こうした「個人を支える制度」が充実していても、部署間のつながりや組織の一体感まで自然に生まれるとは限りません。

エンゲージメントを高めるためには、福利厚生を単なる「個人へのサービス還元」だけではなく、「組織力を高めるための施策」としても捉える視点が必要です。

では、具体的にどんな選択肢があるのでしょうか。 本コラムでは、社員のエンゲージメント向上のために効果的な福利厚生制度をご紹介します。

第1章: 福利厚生で取り入れたい「体験」という選択肢

組織活性化のために改めて注目していただきたいのが「体験」を取り入れた福利厚生です。
従来の福利厚生が物品の給付や割引サービスの適用といった「モノ・制度の還元」中心であったのに対し、「体験」を重視した福利厚生は「社員同士が同じ時間や空間・活動を共有する機会」を提供する点に大きな特徴があります。
具体的にどのような取り組みがあるのか、代表的な例をいくつかご紹介します。

スポーツアクティビティ・運動会
フットサルなどのスポーツアクティビティや、運動会を実施する取り組みです。体を動かすことでリフレッシュを図ると同時に、業務とは異なる場面での自然な交流が生まれるため、接点の少ない社員とも打ち解けやすくなります。


家族参加型イベント
従業員のご家族を会社に招く「ファミリーデー」やテーマパークでの懇親企画、オフィス見学などは、家庭との結びつきを温める象徴的な福利厚生施策です。
日頃の会社での取り組みをご家族に知っていただく機会になるのと同時に、社員自身も「家族も含めて会社から大切にされている」という安心感やエンゲージメントを得ることができます。
また、ワークライフバランスを推進する自社の姿勢を明確に示す施策としても効果的です。


レクリエーション・社内イベント
社内懇親会や屋外でのバーベキューといったレクリエーション企画や、チームビルディング等を取り入れた社内イベントは、従業員同士の対話を促進する代表的な福利厚生施策です。
部署の壁や役職の境界を越えて自然なコミュニケーションが生まれるため、日頃の業務では接点が少ないメンバー同士でも、自然な対話や親睦を深める場として有効です。


旅行・非日常体験
社員旅行や研修旅行、地域を訪れるフィールドワークなど、日常の職場を離れて共通の体験をする機会もその一つです。
普段の業務では接点のない社員同士が同じ景色を見たり、同じ体験をしたりすることで、自然な会話が生まれるきっかけになります。

このように、個人の生活支援だけでなく、職場の風通しやチームの一体感を育むための「参加型・体験型のサービス」を提供する福利厚生イベントが多様化しています。

第2章:「体験」を伴う福利厚生の導入が現場に与える影響

「体験」を軸とした福利厚生を導入することで、現場の組織風土や社員の行動にはどのような変化が現れるのでしょうか。主な成果を3点に整理して解説します。

1. 心理的安全性が向上し、日々の「報連相」が円滑になる

イベントを通じて業務外での人間性やパーソナリティを知ることで、職場内で心理的な距離が縮まり、日常のコミュニケーションが生まれやすくなります。 例えば、「普段は物静かで厳しそうな上司が、レクリエーションでは夢中になって楽しんでいた」といった発見です。

実際に、株式会社IKUSAが行った社内イベントに関する調査(https://www.agara.co.jp/article/646736)でも、参加者の91.6%が「メンバーの意外な一面を発見できた」(グラフ①)と回答しており、94.2%が「肩書きや上下関係を忘れて夢中になれた」(グラフ②)と感じています。
また、70.8%が「イベント後に相談・雑談がしやすくなった」と効果を実感しています。(グラフ③)

出典:ProFuture株式会社/HR総研「社内コミュニケーションに関するアンケート2025 結果報告」

2. 部署・役職の壁が低くなり、業務のシナジーが生まれる

スポーツやイベントなどの非日常な場では、役職や部署の垣根を超えたフラットなコミュニケーションが生まれやすくなります。他部署のメンバーとゆるやかな接点ができることで、「あの部署の〇〇さんに聞いてみよう」といった相談がしやすくなり、業務上の連携や情報共有がよりスムーズになります。

3. 感情を伴う記憶として組織への愛着に残る

「仲間と協力して何かを達成した」「一緒に楽しい時間を過ごした」という感情の動きを伴う体験は記憶に強く残ります。日常の業務を少し離れた場で生まれるポジティブな体験や共有した感情の蓄積が、職場に対する安心感を生み出し、やがて「ここで働き続けたい」という組織への深い愛着や帰属意識へと育まれていきます。

第3章:データが実証する「イベント」の組織向上効果

「体験」を伴う福利厚生の中でも、特に全社や部門で一堂に会する「社内イベント」は、短期間で大きな一体感を生み出す手段として有効です。
社内イベントに期待される効果や、実施後の手応えについては、調査データからも確認できます。
株式会社スノーピークビジネスソリューションズが実施した「大企業が取り組む社内イベントに関する実態調査」(https://snowpeak-bs.co.jp/news/74)によると、社内イベントを開催する理由として「従業員間のコミュニケーション促進(64.1%)」「従業員のモチベーション向上(59.2%)」が上位を占めています。

そして同調査では、社内イベントを実施した企業に対して期待通りの効果が得られたかを尋ねたところ、87.1%(約9割)の企業が「効果が得られている」と回答しました。

また、イベントを成功させるポイントとして「現地開催での臨場感ある雰囲気づくり」や「当事者意識で参加できるワークショップ設計」が重視されています。単なる一方向の行事ではなく、「社員が主体的に参加できる体験機会」を設計することが、組織の結びつきを深める鍵となります。

出典:株式会社スノーピークビジネスソリューションズ「大企業が取り組む社内イベントに関する実態調査」

第4章:福利厚生イベントを導入する際の設計ポイント

福利厚生としてのイベントは、面白さや話題性だけに頼るのではなく、参加率や継続性まで見据えた設計が求められます。
単発のレクリエーションとして消費されてしまうと、組織の絆や文化として定着させる施策にはならないためです。
そこで、福利厚生イベントを設計する際のポイントをご紹介します。

1.「解決したい組織課題」から逆算して企画する

「楽しそうだから」という理由だけで企画を選ぶのではなく、「自社のどこに課題があるのか」を洗い出し、その課題を解決するための体験を設計することが大切です。

2. 多様な働き方でも参加しやすい設計にする

働き方や勤務場所、ご家庭の事情などは従業員ごとに異なるため、特定の人が不参加になりやすい設計になっていないかあらかじめ配慮することが求められます。
例えば、オンラインで手軽に接続できるようにしたり、短時間で完結する企画を用意したりと、多様なライフスタイルにフィットする柔軟な工夫を取り入れることが、全体の参加率向上につながります。

3. 単発で終わらせず「日常のコミュニケーション」へ繋げる

体験の場で生まれた成果や対話を、イベント終了後も継続させる仕掛けが欠かせません。当日の写真を社内で共有したり、イベントで出たアイデアを業務改善に活かしたりするなど、日常業務への接続を意識した設計が成功のポイントです。

第5章:福利厚生イベントは、社員と会社をつなぐ場づくり

社員のエンゲージメント向上を目指すうえで、給料や手当をはじめとする生活面のサポートは欠かせない土台です。しかし、そうした個人への還元だけでは、社員同士の繋がりや自然な協力関係までを育むことには限界があります。

そこで価値を発揮するのが、福利厚生を通じた「イベントや体験」の機会です。単なる一時の娯楽としてではなく、日頃の業務から少し離れてお互いを知り、職場全体の風通しを良くするための「大切な場」となります。

安心できる生活の支援という土台を大切にしながら、社員同士、そして社員と会社が心地よくつながるきっかけをつくる。
そんな福利厚生の新しいバランスを、これからの環境づくりに取り入れてみてはいかがでしょうか。

満足度をアップさせる!
企業イベントの成功事例と
設計ポイントを公開!

PAGE
TOP