旅人になろう ―総集編―

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わすれないハワイ特集

ハワイの中の日本。

ハワイ在住の日系人の数は多く、フィリピン系に次ぐ第2位。
最初の移民は明治元年。激動する時代のさなか、
正式に許可を得られないまま153名の日本人が海を渡った。

仕事場は主にサトウキビ畑。
労働条件は厳しかったが、移民たちは辛抱強く働き、ハワイの地にゆっくりと根を下ろしていった。
全盛期はハワイ州の人口の約4割が日系人だったという。

アロハシャツは、日本の移民たちが大切にしていた着物を最後にシャツに仕立てたことから誕生したと言われるが、
他にもノースショア名物シェイブアイスや、
お土産の定番マカデミアナッツチョコレート、
ワイキキのいたるところにあるABCストアなど、
日系人が始め、広まっていったものはたくさんある。

ハワイと日本は、昔から切っても切れない縁がある。
日本人がハワイを大好きなのも、それが理由かもしれない。

故郷から遠く離れた日本の移民たち。がんばれたのは、ちゃんと神様が見てたから。

この旅の続きが、
いいことばかりでありますように。

あの出雲大社は、実はハワイにもある。
明治39年から日本の移民たちの願いを
聞き続けてきたんだって。

明治39年に、日本の出雲大社の分社として建てられた。

激動の歴史を教えてくれた、神主さんと神職さん。

1885年に公式に許可された日本人のハワイへの移民制度。移民たちの心の拠り所として島根県出雲大社の分社がホノルルに建てられました。戦時中は閉鎖せざるを得なくなり、終戦後の1968年、現在の社殿が再建されました。レイをかけた狛犬たちが出迎えてくれます。今では日系人を中心に、地元の人たちも参拝にくる名所で、縁結びのご利益でも知られ、毎年元旦には一万人あまりの初詣客が訪れます。

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ハワイの土と水と風で、 日本の焼酎をつくりたかった。

芋焼酎と生きると決めた夫婦は、
海を越えてハワイに来た。

ハワイの芋と風土は、焼酎に向いていると思います。
そう言って笑う夫。ボトルにラベルを貼りながらうなずく妻。
二人で仕込む味は、日本とハワイの素敵な架け橋になろうとしている。

鹿児島の「万膳」で修行した、伝統製法で仕込む芋焼酎。 樽も瓶も鹿児島から運んできた。

ハレイワの醸造所にて。酒造家の平田憲さんと、愛犬。名前は「イモ」。

ハレイワ郊外、昔ながらのハワイの風景が広がる中に平田夫妻が営むハワイアン焼酎カンパニーがあります。夫・憲さんと妻・由味子さんの穏やかな笑顔からは想像もできないほどの困難と苦労を越えて、たどりついたメイドインハワイの芋焼酎は、爽やかな飲み口の中に、しっかりと芋が薫る焼酎好きなら虜になる味。ホノルルのレストラン和田、アロハテーブル、アラン・ウォンズ、とっくり亭などでも味わえます。ハレイワの蔵で購入する場合は、事前にハワイアン焼酎カンパニー(kaloimo@gmail.com)まで事前にメールで連絡を。

タスキをつないで、みんなで走る。
その感動が、ロコたちを虜にしていた。
あちこちで見かけたこのハワイ州旗。

アメリカ50州のうち唯一、イギリスのユニオンジャックが描かれたデザインだ。

8本のストライプはハワイの8つの島を示している。かつてハワイ王国初代国王カメハメハ1世の友人で、イギリス海軍ジョージ・バンクーバー船長が、ハワイの島々を守るため、カメハメハ1世の同意のもと、1794年にハワイ王家にイギリス国旗を掲げた。

ハワイに立ち寄る外国船は当時絶大な勢力を誇ったイギリス国旗を見て、ここでは何もできないと立ち去った。

イギリスの旗は確かにハワイを守ったのだ。

その後イギリスに対立するアメリカの影響もあり、ストライプを取り入れた現在のデザインになったとも言われる。

大国に翻弄されながらも、この島を守るという意志がある。

それがこの旗が愛される理由なんだ。
ハワイの色に染まった、
日本のかき氷。
ロコたちにも、観光客にも大人気のシェイブアイス。
一年中かき氷が食べられるんだから、うらやましいよね、ハワイ。
もともとは日系人のマツモトさんが1951年に、経営するハレイワの雑貨屋で、日本から取り寄せた氷削機でつくったかき氷を売りはじめたのが元祖。
その店は今も長い行列ができるほどの名店だけど、ほかにもハワイ中に美味しいシェイブアイスが食べられるお店がある。
定番はやっぱりレインボーシロップ。
他にもアズキをトッピングしたり、モチを入れたり、バリエーション豊富。
ハワイに来たら、一度は食べるべき!

ロコが大好きなシェイブアイスの元祖はここ。日系人のマモル・マツモトさんが1951年に始めた、今も行列が絶えないノースショアの大人気店。

マツモトシェイブアイス
66-087 Kamehameha Highway. Haleiwa, Hawaii
9:00-18:00

マツモトシェイブアイスに行ける

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ハワイキッズが夢中な遊びは、
ゲームじゃなくて、けん玉だった。
ビーチで、公園で、街中で、けん玉をやってる子どもたちを、たくさん見かけた。
もともと移民たちが明治時代に、日本からけん玉を持ってきてたらしいけれど、なぜか今、時を超えて大ブームになっている。
みんながあまりに夢中になるから、けん玉禁止の学校も増えているとか。
でも子どもだもん、禁止されると、ますますやりたくなっちゃうよ。
もしハワイを旅するなら、練習しとくと尊敬されるかも。