ツアーコード163403
哲学で人生を学ぼうープラトンー
ツアー説明
哲学を学びたい
哲学を学びたいけれども
どう学んでよいかわからない
もっと深く考えることができる
ようになりたい
充実した人生を送れる自分に
なりたい
視点を変えて物事を見られる
ようになりたい
教養を深めて自分を磨きたい
自己成長をしたい
そういう方におすすめです
講座内では対話でそれぞれの考えを深めて
いく時間をとります
独身時代は医学部の秘書として
仕事をして結婚してからは事務の
パートをしているフツーの主婦でした
秘書はいわばバックヤードの仕事
自分にはこういう仕事が合っていると
思い込んでいました
結婚してからも妻は夫の秘書的な
ポジションにいるものだと専業
主婦をしながら事務のパート
だけれどもいざやってみると
細かい入力作業が苦手でドジな
私はミスばかり
人に迷惑をかけてこんな単純な
作業もできないと自己嫌悪に
陥る日
しかも子宮外妊娠を2度体験
3度体外受精を試みるも失敗
3度挑戦してダメだったらあき
らめようと夫婦で話しました
3度目やっぱりダメだった
何かぽっかり穴が空いたような
虚しい気持ちになりました
私ってフツーの生活も送れない
ダメ主婦って自己嫌悪の日
このままじゃ自分はダメになる
何かその穴を埋める目標を立てよう
そう思ったときふと学生の頃
勉強したかった哲学を始めようと
思い立ちました
当時は昭和の価値観で哲学
なんて勉強したら結婚できない
と親から言われてあきらめた
哲学への道
もう結婚しているし自分の
好きなことやりたかったこと
をしよう
まずはいきたい大学を決めて
その大学のカルチャー教室に
通い始めました
なぜその大学を選んだかという
と夫の出身大学で連れて行
ってくれたときにそこの空気
感ががとても自分に心地よかっ
たから
超有名で超難関の大学です
哲学を学ぶと難しくてわか
らないけれどもいつもは使
わない脳の部分を使うのが
快感でワクワクしました
そこでその大学の聴講生に
なって学生に混じって
哲学の講座を受けることに
その講義が自分にハマった
のか講義後に外に出て
光輝く若葉を見ながら
この世は悲惨なこともある
けれどそれでも美しく
素晴らしいと思っている
自分がいたんです
それはとてつもない幸福感
に包まれた一瞬でした
哲学を志そうと心から思った
瞬間でした
基礎的なことを押さえるために
聴講生として3年勉強
そして思ったのはこれだけ
では足りない哲学をもっと
究めたい
そこで大学院に進学すること
を決めました
40過ぎていたから勉強も大変
だった
自分の本当にやりたいこと
があれば何があってもやり
通せる
そのマインドがあればあとは
戦略を立てるだけ
何よりも大事なのは妄想
大学と相性がいい
大学が私を呼んでいるとまで
信じ込む
が私を呼んでいるという
マインドはとっても大事
そうまずはマインドが大事
なんです
マインドさえあればあとは
勝手に物事がついてくる
そして大学院合格
合格発表した日のことは一生忘
れられません
そして2年で修士論文を書いて
博士課程へ
博士課程の試験はひたすら
英語の訳をしまくるものでし
たが
それも戦略的に準備
試験会場で博士課程を受験
する人数を見たら気が遠く
なりましたが
自分を信じて最後まであきら
めず自分がもてる最大限の力
を出し切りました
合格通知を受け取り
あまりにもの驚きに鳥肌が
立って奇跡が起きた
と感極まったときの感覚は
今でも忘れられません
フツーの生活とか勝手に
自分でフツーを決めつけて
いたことに気づきました
ただ博士課程では順調な道
のりではありませんでした
博士課程はプロであることを
要求されるので修士のときと
は全く違う
自分が書いたものへの教授の対応
も格段に厳しくなる
でも最初に講義を受けたあの
衝撃が忘れられなかった
それに院で知り合った教授達や
仲間ライバルとの素晴らしい
出会いも
哲学の道は難しく険しい
だけどどこかワクワクして
いる自分がいます
今では博士課程も単位を取得し終
えましたが
ゼミの教授から感覚がすぐれている
とお褒めの言葉をいただいたり
哲学の有名な機関誌にも投稿が
採用されたり
今でも思索や学究を続けています
12年前に夫が自死で亡くなったとき
も哲学が私を支えそこから自分
なりの哲学を立ち上げることができる
ようになりました
哲学と接すると自分がぶれない
ぶれそうなことがあったとしても
必ず自分へと戻る道がおのずと
拓けてくる
哲学が私にワクワクを探る道を
教えてくれました
そのワクワクを今度はみなさんと
共有したい
哲学の言葉とともに変わっていく
自分を実感しませんか