「東京に一大生産地をつくり、首都圏の食を支えたい」
「地元出身の若者たちと東京農業を産業にしたい」

近藤ファームで生産した野菜を実際に給食で食べていた世代が就職して農業に従事し、
給食への出荷、都内小売店への出荷を通してまた多くの世代に野菜を届ける。

情熱と志を持った近藤ファームには東京都内各地から若者が集まり農業に取り組む伝統があります。

食育推進法が施工されて今年で16年。
給食を通して地産地消の動きは進んでいますが、
国民の約1割が生活している東京都には田園風景が少なく、
都民の生活と農業とはかけ離れています。
日本の農業全体を見たときにも、生産者の6割は65歳以上と高齢化が進んでいます。

このような環境下で、東京都内の皆様に教室でのオンライン体験、
農場でのオフライン体験を通して農業を身近に感じてもらい、
自ら口にする食べ物への関心を高めることで日々の生活を豊かに過ごしていただきたいと考えています。

これまでは小規模の体験の受入や、中高生のインターンの受入等を実施してきました。
今後は学校や団体様の受入を2021年度から開始し、
2022年度には都内の多くの団体様が食育体験を得られる環境を作っていきたいと考えています。