みかんは箱で買って、親戚、友達、ご近所さんにもおすそ分け。
どこの家庭でもあったそんな文化。今では少なくなった気がする。
冬になると段ボール箱いっぱいに詰め込まれたみかんが家に届いていた。
そんな昔の記憶がある人は多いのではないだろうか。
こたつの上には常にみかんが置いてあり、
包丁もお皿もいらない手軽さから一日に何個も食べてしまうことも。
そんな気軽で身近であったみかんだが、
みかんの消費量がどんどん減ってきている。
いつの間にかみかんを箱買いしなくなった家庭も多いのではないだろうか。
自分が食べるみかんがどこで生産されているのか、どんな人が作っているのか、
このみかんが農園から私たちの手に届くまでにどういった過程があるのか。
そんなことが分かってくると、もっと身近に感じられるのかも知れない。
みかんを箱で買って、家族、友達、ご近所さんにもおすそ分け。
みかんが人とのコミュニケーションになる。
そんな古き良き文化を未来につなげたい。
『CROWD FARMING(クラウドファーミング)』とは、『CROWD(集まった大勢の人)』と『FARMING(農業)』を繋ぎ合わせた造語で、農園のオーナーとなり収穫された野菜や果物をみんなでシェアするオーナー制度です。
オーナーはSNSやレポートで自分の農園の作物の成長過程を知ることができ、
産地直送で自宅に送れるだけではなく、選果場から直接、家族や友人にも送ることができます。
社会貢献の一環として売上の一部をNPO 法人「子供地球基金」に寄付します。
この仕組みをもとに日本国内の方には産地や農業についてより詳しく知ってもらい、新しい形の農業体験を通して日本の農業が抱える高齢化、後継者不足といった課題や未来について考えるきっかけとなることを願っております。
この取り組みは、日本国内だけではなく、新たに日本産品の海外販路を開拓することも大きな目的の一つとしています。
海外の方にも日本産品の良さを知ってもらい流通を広げることで、最終的には日本全体の消費量や輸出量拡大に貢献することを目指しています。
この取り組みによって新たなモノと人の交流を創出し、地方創生や産業の継承の課題解決など、社会的にも意義のある制度として循環させることで、生産者を応援して参ります。