これを読めば大丈夫!
台湾渡航の準備から帰国まで、
解説します

公開日:2022年3月10日

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2023年3月20日以降、7日間の自主防疫期間が廃止され、新型コロナウイルスにおける行動制限・規制が撤廃された台湾。
台湾への渡航を再開、控えている企業様も多いのではないでしょうか。
本コラムでは情報を整理し、ビジネスパーソンの渡航を前提に、「渡航の準備から帰国前まで」を解説していきます!

ポイントをPickUp
 日本を含む査証免除国・地域の無査証での渡航が再開
 台湾入国時にワクチン接種証明書・PCR検査の陰性証明書の提示は不要
 台湾入境検疫システムの登録、台湾の携帯電話番号の所持義務が廃止
 2023年3月20日以降、台湾入国後の「自主防疫期間」は廃止


台湾入境(入国)の情報整理

はじめに、情報を整理しましょう。

2022年9月29日以降、日本を含むビザ(査証)免除国・地域のビザなし渡航が再開されました。
日本国籍の方の無査証滞在期間は基本的に90日です。
ただし、業務の内容により事前に許可を取得し、ビザを申請しなければなりません。

2023年3月20日以降、台湾入国後の7日間の自主防疫期間が廃止され、コロナ禍における行動制限や規制はございません。

無査証滞在の条件
 90日以内の滞在
 パスポート残存期限:帰国時まで有効なもの
 帰国便の航空券が予約されていること


参考:台北駐日経済文化代表処|本年9月29日からノービザ適用待遇国の入国を全面再開
参考:日本台湾交流協会|新型コロナウイルスに関する注意喚起:コロナ軽症者の隔離が不要に

【出発前】渡航に必要な手続きについて

ここからは、渡航手続きについてまとめます。
必要な手続きは個々のケースによって順番が入れ替わることがあります。
ここでは一つのケースワークとしてお伝えします。

①(必要な方)査証の取得をしよう


2022年9月29日より、日本を含む査証免除適用国に対する査証免除での渡航は可能となりますが、業務の内容により事前に許可を取得し、ビザを申請しなければなりません。
申請するための書類の中には、日本法人で準備するもの、台湾法人で準備するものなど、多岐にわたります。
渡航に際し、必要な方はまずこの査証の取得を進めましょう。
参考:台北駐日経済文化代表処|査証(ビザ)

Check! HISでは、査証の代行取得を行っています

②航空券・ホテルの予約をしよう


各航空会社が運航を再開しています。
最新のスケジュールは航空会社ウェブサイトからもご確認いただけます。
また、LCC(格安航空会社)の航空会社も含め、各都市(地方)から就航しています。

■日本航空
■全日空
■チャイナエアライン
■エバー航空

航空券と合わせて、滞在ホテルの手配を行いましょう。

Check! 航空券・ホテルは、HISで手配できます

③海外旅行保険への加入は、忘れずに


新型コロナウイルスだけではなく、突然の事故、病気や怪我といったアクシデントに備える為に、海外旅行保険への加入を強くお勧めいたします。
特に注意が必要な点として、3回の有効なワクチン接種証明書をお持ちでない方が日本帰国前にPCR検査を実施し、コロナ陽性となる場合です。
PCR検査で陽性となった場合は台湾での強制隔離が不要ですが、日本帰国日を変更する必要があります。
(※2023年5月8日以降、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「5類」に引き下げとともに、日本帰国者はワクチン接種証明やPCR陰性証明書の提出が不要となります。)
2023年1月1日以降、海外からの渡航者がコロナ陽性による治療を受ける場合、関連費用は全額自己負担となります。

Check! 医療保険の加入は、HISで手配できます

出発前に、、、たびレジの登録をしよう!


海外滞在先の危険情報の収集手段はお持ちでしょうか。
最低限、外務省のたびレジ登録は済ませてから渡航しましょう。
Check! たびレジの登録は、外務省ウェブサイトにてご確認ください。

台湾到着後について

空港到着後の流れ


現在は、日本からの入国は、以下の順で手続きを行います。
今後状況に応じて変更の可能性もございます。

降機
①豚コレラの検査
②入国審査
③荷物受け取り・税関審査
出口へ

空港から宿泊先までは、公共交通機関を利用することも可能です。

桃園空港の様子

桃園空港の様子

Check!
台湾入国カードはオンラインまたは紙のカードのどちらかでの提出となります。
オンラインで事前記入をする場合には、入国前までにオンラインフォームから必要事項を記載し、台湾入国審査時にご提示ください。(オンライン申請をした場合、紙のカードでの提出は不要です。)
▶ オンライン申請はこちら
紙の入国カードを利用する場合は、機内で受け取りのうえ、ご記入ください。
空港到着後は入国審査などで時間がかかる場合がございますので、台湾到着前に記入をお済ませください。


台湾での国内の移動について


台湾入国後、コロナ禍における行動制限や規制はございません。
台湾市内から他の地域への移動も可能ですので、そのまま新幹線での移動も可能です。

現地の様子・滞在時のルール

マスクの着用は?


屋内、屋外の着用義務は撤廃されていますので、着用は任意となっています。
ただし、公共交通機関では着用義務がございます。
市内のコンビニやドラッグストアなどでマスクは購入できます。

※2023年4月17日以降、公共交通機関利用時のマスク着用を義務から推奨に緩和されます。
(病院の出入、救急車に乗る際に、マスクの着用が必要です。)

マスク

滞在時の注意したいこと


①MRT(地下鉄)・市内バスでは飲食禁止
車内、駅構内では全ての飲食が禁止されています。
台湾の駅の改札口には床に黄色いラインが引かれており、そのラインから中は飲食が禁止されています。
罰金の対象となりますので、ご注意ください。 ※新幹線では飲食は可能です。

②電子タバコ・加熱式タバコの持ち込み禁止
罰金の対象となります。
また喫煙ができるエリアも限られておりますので、喫煙される方はご注意ください。

現地でコロナに罹患したら

滞在中に新型コロナウイルスに感染した場合、基本的に自主隔離になります。報告義務はございません。
自主健康管理期間中に抗原簡易キットで陰性になるか10日間経過のいずれかで解除されます。
抗原簡易キットは市内のドラッグストアで手軽に購入できます。

自主健康管理期間中は以下の点にご注意ください。
・コロナの症状があれば外出を控える
・外出の際はマスクを着用する
・妊婦、持病持ち、65歳以上などの方は病院の診察を推奨

抗原簡易キット

安心のグローバルネットワーク

情勢やルールの変更が生じやすい状況下での渡航は、平時よりも気を付けるべきことが多くなります。
企業として従業員の安全を確保するためには、細心の注意が必要です。
HISでは、台北に拠点を持つことで、皆さまの安心・安全の渡航をサポートしています。台北の拠点には、日本人スタッフが在籍しており、日本語でお気軽に問い合わせいただけます。
安心のグローバルネットワークを持つHISへお任せください。

イメージ

日本帰国時のご案内

日本への帰国時の情報について整理致します。

帰国時の水際措置について
2023年4月29日以降、有効なワクチン証明書又は出国前検査証明書の提示は不要となりました。現在は、帰国・入国時に発熱や咳などの症状がある渡航者のうち、調査協力いただける方に、感染症ゲノムサーベイランスを行っております。

Visit Japan Webの登録
Visit Japan Webを登録しておくと、「入国審査」、「税関申告」をウェブで行うことができ、手続きが簡素化されます。
※Visit Japan Webの登録が難しい方は、税関に備え付けの「携帯品・別送品申告書」もしくは指定の様式をA4版で印刷してご利用も可能です。

参考:厚生労働省 水際対策
税関|入国(帰国)時における「携帯品・別送品申告書」の提出について



最後に

いかがでしたでしょうか。
入国規制が緩和され、以前より渡航しやすくなった台湾。
最新情報に十分留意しながら、しっかりと準備を進めましょう!
HISでは、グローバルネットワークを活かし、安心安全の海外渡航サービスをご提供しております。
出張、赴任の計画がございましたら、HISまでご相談ください。

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