新しい展示会出展のカタチ

アウトソーシングを活用せよ!
~コロナリスク回避型ビジネスのカギを握るwithコロナ戦略~

公開日:2020年7月17日

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、世界中で経済活動に大きな影響を与えています。
また、リモートワークの促進や、感染拡大を避けるためのEC化の加速など、日本国内のビジネスにおいても業界関係なく大きな変化が生まれてます。
この新型コロナウイルスによる変化をどう捉え、ビジネスチャンスとして動くか。感染リスクを回避しながらも、ピンチをチャンスととらえ生き抜く力が今、企業に求められています。

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展示会出展をアウトソーシングする3つのメリット

なぜ展示会出展にアウトソーシングを活用すべきなのか?
理由として、
①感染リスク回避
②マーケティングコスト削減
③競争力強化

の3つがあります。

①感染リスク回避
徐々に各国の入国制限措置が緩和され、コロナ前までとはいかないが、数か月後にはビジネス目的での渡航が可能な見通しとなりつつあります。しかしながら、感染リスクがゼロになるには長い目で見る必要があるでしょう。 実際、展示会は世界中の人が集まることに加え、多くの展示会場は「三密」に該当することが多いです。 展示会でブースに立つ以上、出展団体や職員のコロナ感染リスクはゼロとは言えません。

②マーケティングコスト削減
また、展示会出展には自社製品PRやマーケティングのためとはいえ、多くのコストがかかります。 会場費やブース設営工事費、広告宣伝費などのコストに加え、渡航者の航空券費用や宿泊費、飲食費や交通費、 さらには出張者に出張手当を支給する企業も多いでしょう。
展示会はアメリカやヨーロッパなど遠方で行われることも多いです。渡航費を抑えるためにエコノミークラスで渡航したとしても、4名程度で100万は超えるでしょう。
出展はしても、渡航者をゼロにすることでこの渡航にまつわる費用を大きく削減可能です。

③競争力強化
近年増えているのが異業種参入です。 コロナ禍において、多くの中小企業が自社の強みを生かしたマスク販売に踏み出したのもその良い一例です。
過去に培った技術やノウハウを生かした企業の参入に対抗するには、自社の競争力強化とそれに備えた体制のスリム化が求められます。 アウトソーシングしても問題のない業務を、自社とは異なる知識やノウハウを持った委託会社へ依頼することで、自社の強化すべき業務へリソースを費やすことができます。


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アウトソーシングの注意点とリスク

もちろん、全ての展示会出展をアウトソーシングすべきというわけではありません。 アウトソーシングにはメリットばかりではなく、リスクも伴うからです。 企業秘密や情報漏洩といったセキュリティ管理、自社へノウハウが蓄積されないといった知的付加価値の機会喪失、委託会社による業務やサービス品質の差などが考えられます。

こうしたリスクを回避するためにも、委託業者の選定は非常に重要です。 業者の経営状況に加え、業務サポート体制や危機管理体制の把握、過去の実績など多面的に分析して選定する必要があります。 また、全て委託先へ投げるのではなく、最初のうちは綿密な情報共有と方向性の確認を行うことも重要なポイントです。

アウトソーシングのリスクを把握したうえで、時に上手くアウトソーシングを活用することが、withコロナ時代における生き残り戦略の一つとなるかもしれません。

展示会出展は、企業にとって自社をPR出来る非常に重要な場です。また、費用対効果を発揮するまでには、長期的な視点が必要です。商材によっては委託できない場合も少なくないでしょう。 消費者や見込み顧客と出会えるそんな重要な場を委託するとは、不安に思う方も多いのではないでしょうか。

しかしながら、考え方によっては、一部の出展をアウトソーシングすることで、短期間に多くの人々へ自社をアピールするチャンスの機会が生まれるのです。 展示会は秋に行われることが多い。日程の重なる展示会のうち一つを外部委託すれば、多くの見込み顧客への宣伝と認知効果を得る機会となります。
また、アンケート調査やブース運営といった展示会イベントの一部のみを委託することで、同時開催の商談やセミナーに注力することも可能です。

withコロナ時代のビジネスは業界関係なく大きな変化が求められています。一社でも多くの企業と人々が、このコロナとの戦いに勝ち抜くことを願っています。

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台湾最大の旅行博、台北国際旅展(ITF)

2020年10月30日から11月2日までの4日間、台湾で最大の旅行博「台北国際旅展」が開催予定です。
昨年は、世界60の国と地域が総計1,700ブースを出展し、来場者数は約38万人を超えました。 親日国とあってか多くの人々が日本ブースにも訪れました。 日本からは航空会社や旅行会社に加え、外国人観光客誘致にむけて自治体の出展もみられました。

2020年7月現在、ITFは開催予定で出展団体を募集中です。
コロナ後の訪日需要に先駆けて、地域紹介や特産品・企業のPRをするには絶好の機会となります。 しかし懸念されるのは、果たして10月に日本在住者が台湾へ入国できるかどうかです。 例年と異なり、ここしばらくは展示会が開催されても現地へ入国できない可能性のリスクが伴うでしょう。 そんなとき、現地に拠点を持つ委託会社に出展をアウトソーシングすれば、入国制限に関わらず出展可能です。

今まで社内で行っていた業務を外部に委託することで、コロナ感染リスクを回避しながらも、自社のプロモーションをかけることは可能です。
withコロナ時代だからこそ、新しい展示会出展のカタチの模索が必要ではないでしょうか。

なお、当イベントに毎年出展をしているHIS台湾支店を交えた、個別説明会(オンライン)の機会を設けさせていただきます。
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(財)台湾観光協会 台北国際旅展募集要項より

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