出張(業務渡航)の傾向

~利用実績データ第2弾~

最終更新日:2020年3月23日 / 公開日:2019年9月26日

航空会社ごとのシェアを分析

HIS法人旅行営業本部では、約6,000社以上の法人をお客様として、年間で約16万件の取扱実績があります。
前回の利用実績データ第1弾では、国別や月別での様々なランキングを発表しました。
>第1弾はこちら

第2弾となる今回は、さらに都市単位に絞り込んだデータを航空会社ごとのシェアとともに、価格以外のポイントでご紹介します。

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航空会社シェア

都市別にみる渡航先ランキング&航空会社シェア率

都市別の渡航先ランキングと航空会社シェア率はグラフの通りです。
渡航先は上海・ソウル・バンコクが上位となっています。
また、航空会社シェアでは、JAL・ANAといった日系航空会社と、外資系航空会社で分類しています。

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(2017年4月~2018年3月出発HISデータ)

極端なシェア構成の都市

80%以上のシェアを持つ航空会社も

21位以降の青島、プサン、プノンペン、ミュンヘン、廈門、ヤンゴン、杭州です。
80%以上のシェアを獲得している場合は、単独の航空会社による就航している都市と言えます。やはり直行便があれば利用したいですよね。

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(2017年4月~2018年3月出発HISデータ)

羽田空港がポイント?

アクセスが便利な羽田空港

例えば、ホーチミン。
この路線はJALもANAも外資(ベトナム航空)も、3社共に2便ずつ直行便就航しています。
それでもJALの利用率が高い理由はなぜか?
JALが唯一「羽田発着」を就航しているからと考えられます。

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(2017年4月~2018年3月出発HISデータ)

出発時間がポイント? 1.深夜便のメリット

例えば、パリやロンドン。
どの航空会社も、羽田発着の直行便があるにも関わらず、利用率に違いが出る理由。これは、深夜便を就航しているため、時間帯の選択肢が増えるからだと考えられます。
例えばパリはエールフランス(AF293便)、ロンドンはJAL(JL041便)といった羽田空港深夜発の便があります。深夜発の場合、現地到着は早朝となるため、時間を有効に活用するタイムマネジメントとして選択されているケースだと言えそうです。

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(2017年4月~2018年3月出発HISデータ)

出発時間がポイント? 2.朝便のメリット

実は、ホーチミンの成田発着でも言えます。
先ほどは、JALと羽田空港に注目しましたが、成田発着が2便ずつあるANAとベトナム航空。
同じ成田空港発着2便でも、利用率が異なるのは、ベトナム航空だけ朝発も就航があるため。JAL・ANAは夕方発の便しか就航をしていません。夕方発が良いお客様は、どの航空会社でも良いのですが、朝出発してお昼過ぎにはホーチミンに到着したい方はベトナム航空に偏ることになります。

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(2017年4月~2018年3月出発HISデータ)

いかがでしたでしょうか。
航空会社別に見る業務渡航の傾向。
是非、参考にしていただければと思います。

次回以降、コスト削減や危機管理などの情報も発信していきたいと思います。

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