“道草”から広がる“マニア”の世界 名物社員のマニアック探訪記

サーフィンの師匠は生粋のクタローカル サーフトリップマニア

坂本 一路

2010年入社。約25年前にサーフィン及び、それを取り巻くサーフ文化の魅力に取り憑かれ、国内外のサーフトリップに没頭。フィリピン、オーストラリア、スリランカ、フィジーなど、これまでの海外サーフトリップ渡航は、30回以上。デスクとなった現在も、サーフトリップのお客様が来店すると、接客がしたくてウズウズしている。

第2の故郷!バリの人・波・自然が大好きです

サーフトリップにハマったのは25年前、初めてのバリ旅行がきっかけです。それまでは“ナンパなスポーツ”という印象でしたが、日本ではなかなか味わえないライディング(波乗り)を体験して、その爽快感のトリコに。その旅行では、泊まった宿の隣部屋だったオランダ美女を口説こうとするも英語ができず撃沈、ビーチで物売りにボッタくられて大損、さらにナシゴレンを食べて下痢に悩まされるというひどい目にも遭いましたが、サーフィンの楽しさで吹き飛んでしまいましたね。バリにはサーフィンの師匠がいて、名前はカトゥー。バリのレジェンドサーファーの1人で、生粋のクタローカルです。どんなレベルのサーファーにも、ポイント選びやスキル的な部分のアドバイスもしてくれる心強いガイドです。若い頃は、どの国へのサーフトリップもできるだけ安く、長く滞在するようにしていました。そうすると、その国のローカル感を味わえたり、思いがけない出会いがあったりするんですよね。年をとるにつれて、安さよりどれだけ快適で効率よく滞在できるかに変わりましたが、今でもバックパックでの旅行の方が、楽しく思い出深いものとして記憶に残っています。

道草旅で出会ったとっておきの3枚

愛用ボードはスーパースターと同じブランド

アルメリックは、アマチュアからプロまで幅広く愛されるサーフボードの一流ブランド。波質に合わせた様々なボードのラインナップがあります。世界トップサーファー、ケリー・スレーターも御用達。このボードを使うと、どんどん上手になっていく気がするから不思議です。私の“マジックボード”であり、人生の宝物。

道草旅にぴったりの初心者向け
サーフスポット

バリにあるサーフィン初心者におすすめのスポットの1つは、クタビーチ。サーフィンスクールもあるので気軽に体験でき、家族で海水浴も楽しめます。もう1つは空港エリアにある、トロトロ。波の流れがいいのでライディングに最適。「オレってこんなに上手かったのか?」と錯覚できるくらい楽しめるはずです(笑)。

フィジー唯一の
ビーチブレイクポイントでの出会い

クルクルは、フィジーで唯一のビーチブレイクポイント。この写真は、ひょんなことから民家に居候することになった時に撮影した1枚です。民家の家族が、自分のことをまるで息子のように可愛がってくれて、今でも良い思い出になっています。バックパックでの旅は、こんな思いがけない素敵な出会いもあるんですよね。