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 【VOL.1】 (2003.09.30)
  清家美和さんより
 
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コタキナバルへGO!
ホーム >> エコツアー >> アジア ツアー >> マレーシア >> ボルネオ島・スカウ村6日間 >> 企画者より
企画者より ご旅行をお考えのお客様へ
  キナバタンガン川下流域
  マレーシア、サバ州の東側を流域とするキナバタンガン川は長さ560km、国内では2番目に長い川で州内では最長です。広大な流域は世界的にも 有名な野生動物保護区に指定され、オランウータンを始めとするボルネオ固有の霊長類が4種類も生息しています。野鳥の種類も豊富で、奇妙なほど 大きなクチバシを持つサイチョウが8種類も観察されています。
周辺には川の流れが変わったことによって作り出された数多くの三日月湖があります。ここは野鳥や動物達の安らぎの場所となっており、3日目の 早朝クルーズでは船
キナバタンガン川
から降りて辺りを散策、動物観察を行います。
  私は早朝クルーズを楽しみに朝6時に起きましたが、その日はあいにく朝からバケツをひっくり返したようなスコールが続き、クルーズが中止となってしまいました。 この豊かな自然を育んでいるものもスコールですから文句は言えませんよね。バナナのフライ(これがイケるんです)をつまみに紅茶を飲みながら、 ゆっくりとした朝を過ごしました。
  地域の人々
  マレー語で「オラン」は「ひと」、「スンガイ」は「川」を意味します(ちなみにオランウータンは「森のひと」)。キナバタンガン川流域の人々 (オラン・スンガイ)はほとんどが川沿いの集落に住み、魚を採ったりしながら質素に暮らしています。
  今回ご利用のロッジでは、もしかしたらスタッフはあまり英語がうまくなかったりサービスがぎこちなかったりするかもしれません。でも 笑顔が素晴らしいです。実はこのロッジで働くスタッフの8割が地元出身者で占められています。これは「エコツアー」という新しい産業が果たす 大きな役割
地元の子供たち
のひとつに地元民への利益還元が含まれているからなのです。他にも夕食を飾る立派なエビは地元の猟師から仕入れていますし、野生動物観察 クルーズに使用しているボートは地元民の手によるものです。
  このようにエコツアーやエコロッジは観光と地元社会とのいい関係を目指しているのです。
  スカウ・レインフォレスト・ロッジ
  1995年に建設された今回ご利用のエコロッジは、これまでに数々の世界観光賞を受賞してきています。ボルネオに昔から生育していた数種の硬木を 持ちいて建てられたこのロッジはマレーシアの伝統的な建築様式を持ち、部屋数は20余り。到着時にはトロピカルドリンクが長旅の疲れを癒します。 建物は熱帯植物が配された中庭と雰囲気のあるラウンジ、そしてディナー時にはレストランに早代わりする川面のデッキに分かれています。
自由時間には川面を流れる涼しい風を頬に受けながら読書などを楽しんでみてはいかがでしょうか。
スカウ・レインフォレスト・ロッジ
  2002年には新しい桟橋も完成し、ボートへの乗り降りもさらに快適になりました。また同年10月にコタキナバルで催された「アジア太平洋エコツーリズム 大会」のオプショナルツアーに指定され、日本からも多くのエコツーリズム専門家が参加し、大自然を満喫して帰って行ったそうです。
  リバークルーズ
  今回のスカウ村滞在中には、天候によっても左右されますが、3回の野生動物観察クルーズが予定されています。どのクルーズにも地元民の手に よる木製ボートが使用され、電動モーターを併せ持つので野生動物を驚かせることなく間近での観察が可能となっております。
  朝食前に行われる早朝クルーズでは、餌を探しに飛び始める色鮮やかな野鳥達が目的です。ロッジの双眼鏡とガイドブックをお貸ししますので初心者の方 でも楽しんでいただけます。
  午後の約2時間のクルーズは流域に多数生息するテン
クルーズ中に遭遇した野生のゾウ
グザルの活動時間に合わせて出発します。
川沿いの林を参加者全員え見上げながら、鼻がテングのように伸びたテングザルのオスやブタオザル、カニクイザルを探します。幸運なチームははるか上方 にうずくまる赤くて大きな毛 むくじゃらの物体(野生のオランウータン)を見つけることができるかもしれません。
私たちは辛うじて遠くの木の上に1頭のオランウータンを見つけましたが、シャイだったらしく、すぐに隠れてしまいました。
  同時に夕方には野生のアジアゾウが餌を求めて活発になります。もともとはタイから連れて来られたある群れが野生に逃げ出してから何十年。
  地元の人もめったに出会うことのない野生のゾウの群れに遭遇できました。川の対岸に2頭の親子象を発見したときにはボートが落ちそうなくらい興奮 しました。が、更に進むと土手の上にいるわいるわ。50頭以上のゾウが木の根や葉っぱを探して地面を掘り返している姿は圧巻でした。うなり声も迫力 があり、忘れられない思い出となりました。
  環境への取り組み
  スカウ・レインフォレスト・ロッジでは環境に対する負荷を最小限にする試みを続けています。私たちが使う電気は屋根に取り付けられた太陽パネル からほとんど供給されていますので、ジャングルの真っ只中で夜中に本を読むことも温水シャワーを浴びることもできます。ただし雨季など太陽の恵み が少ない時期には発電機に頼ることもあります。
  ロッジでは使用する水は雨水を処理したものです。雨の少ない乾季には川の水をくみ上げ、浄水してから使っています。
  夕食の時間になるとテーブルにはオイルランプが並び柔
ロッジの船着場
らかな光でライトアップされます。実はこのオイルは調理に使った廃油を再利用したものです。 こするることで廃油で周りの環境を汚すこともないですし、節電にもなり、蛾などの昆虫を不必要に呼び寄せることも防げるのです。
  ロッジから出る生ゴミはコンポスト処理され土壌の栄養となります。処理できないプラスチックやビニールは適切な処理施設がある町まで毎回ボート で運んでいます。
  ジャングルで植林体験
  ロッジでは3日目の早朝にジャングルでの植林を体験していただけます(天候等によって不可能な場合もあり)。実際に植える種類は、成長が早く ジャングルの回復を助けるマカランガの仲間かあるいはサル類の餌となる地元のフルーツ類に限られます。戦後、マレーシアでは広範囲の森が 伐採、開拓され、その多くが日本へ輸出されました。
  この豊かな森を取り戻すために皆様も植林を通した積極的な地域貢献をしてみてはいかがでしょうか。
植林しました
  エコスタッフから皆様へ
  今回の視察旅行では珍しい動植物を色々観察してきましたが、そんなことよりもっと大切なことを感じで帰国し、この旅行を企画しました。それは、 現地でエコツアーを盛り上げようと頑張っているたくさんの人に会って誠意をもらってきたこと、そして彼らの目指す方向と私たちエイチ・アイ・エス が考え出したポリシーとの間に相違がないということが確認できたことです。これはとても心強いことで、このまま頑張って行けばエコツアーはきっと成功 するという自信になりました。
  もうひとつは現地の人々の暮らしぶりを実際この眼で見
現地ガイドと一緒に
てきて、彼らの生活向上のためにもエコツアーを盛り上げていかなければ、という使命感を 持ち帰ったことです。
  エコツアーはここ日本では始まったばかりですが、皆様にもこの先進的事例であるスカウ村に滞在していただき、エコツアーの楽しさを実感していただきたい と思っております。
  そしてこのツアーができました!
  人と森が共存する森へ 日本語ガイド同行!ボルネオ島・スカウ村6日間
  エコツアーの先進地・スカウ村でボートに乗って、ゾウ・テングザル・オランウータンなどの野生動物
  を探してみませんか?宿泊は川沿いにひっそり建つ、環境にやさしいロッジです。
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