波がくる、波に乗る。そしてまた、波がくる

見ていると、よく飽きないなと思うけど。同じ波なんてひとつもないらしい。水着を部屋に置いてきた事を、少しだけ後悔する。

ボディーボーダーの男の子。いい波に満足そうな笑顔〜

お母さんのそばで何度も波に挑む男の子。将来は大物サーファー!?

セクシーというよりヘルシー。ロコの女の子は無敵です。

青い海によく似合う褐色の肌。きわどい水着もハワイなら、ぜんぜんオッケー。私は黒、友達はピンクの水着を買って上だけ交換したの、と教えてくれた彼女。

ウクレレじゃなくてあえてギター、がロコらしいね

彼女たち、この後、近くの芝生で水着のままサッカーしてました。

広い砂浜が印象的なサンディビーチ。「砂のビーチ」の名前のわりには、ハードな大波が押し寄せる、世界有数のサーフィン、ボディボードのスポットです。慣れているロコたちは次々波に挑むけど、初めての人は無理せず慎重に。泳ぐのはもちろんサーファーたちを眺めているだけでも楽しいビーチです。

果てしない海と、果てしないおしゃべり

ピルボックスとはかつて軍が使っていたトーチカこと。ロコたちがその上に仲良く座っていた。女の子、女の子、男の子。いつまでも、いつまでも。

金網の脇を抜けると急な山道になる。入口と頂上のギャップがすごかった。ロコたちが密かに好きな山、ピルボックス。この島には意外なところに絶景が隠れてる。

小さい子を背負って、どんどん登っていくお父さん。

ピルボックスの入り口、看板にはグラフィティ。ロコに愛されている証拠です。

登れば登るほど、圧巻の景色になる。

気持ち良さそうに風に吹かれる野草。なんていう名前なんだろ?

双子の島モクルアも、ここから見るとかわいいね。

みんなが歩いてできた道。道なき道、も多かった。

ラニカイビーチのすぐ近く。正式名称はカイヴァリッジトレイル。でもロコたちは、ピルボックストレイルと呼んでます。お散歩気分よりちょっとハードな、片道30分ほどの山登り。登りはじめがいきなり佳境ですが、それを越えると美しい風景が待ってます。

線路は続くよ、あの空まで。

こんなにも歩きにくい道なのに、たくさんの人が登ってゆく。

休憩するたびに、線路なんて人が歩くにはあまりにも向いてないと思う。罰ゲームみたいな山だ。だからかな、初めて会う人が励ましあいながら登ってゆく。この島に友達をつくりたいなら、まず登るべき山なのかも、ふぅ。

一本の線路が、登る人もおりる人も親近感でつなげていく。

下が崖?みたいなところもあった…この上を渡るのはドキドキ…

人間の歩幅なんて関係なくつくった線路。登るのは大変、降りるのはもっと大変。

かつて米軍の通信基地が山頂にあったため、物資をトロッコで輸送していたココヘッド。その線路を一直線に登る珍しい体験ができる山。トレーニング気分でロコたちがどんどん登っていきます。幅の狭い線路だから、自然と声をかけあって登ると、山頂からは素晴らしすぎる絶景が。下りの道のことは、ちょっとだけ忘れて、美しさに見とれましょう。

美味しいお店は、たいてい少し遠い街にある

マウイマイクス

オアフ島の真ん中に、古くからある街ワヒアワに、ロコたちが愛してやまない、ローストチキンの店がある。ハーフサイズチキンに、かりかりのフレンチフライ。黙々と食べてしまう。いっつも行列ができるのも、納得だ。

これを食べるためだけに、遠出するロコもいる。

W&M バーベキューバーガーズ

テイクアウト専門の小さなお店に、ひっきりなしにやってくるクルマ。1940年に日系のウィルフレッド&メリー・カワムラ夫妻が開いたから店名はW&M。秘伝のタレが決め手の、シンプルながらしみじみ美味しいハンバーガーだった。

ハンバーガーと言えば絶対ここ。と言って譲らないファンが多い。

ポテトはやめとこ、なんて言わないで。絶品ですから。

ひっきりなしの注文。おなかすいてたら2個くらい、ペロリです。

BBQステーキバーガー。こっち推しの人も多い。

なんでもあって便利なワイキキを少し離れてみると、ロコたちが愛してやまないグルメがたくさんあります。ここでご紹介するのは、日本でもブレイクしそうなローストチキンと、昔ながらのシンプルなハンバーガー。どちらもわざわざ遠出する価値ありの、わすれない美味しさでした。

サーフィンとスマイルが似合う、小さな街で。

ノースショアにある可愛らしい街、ハレイワで会った笑顔の兵隊さんたち。日本にもいたことがあるよ、だって。今日のランチは、彼らと同じ物を食べようかな。

美味しい物を売るワゴンや屋台が、あちこちに。

この古い建物は今、石鹸のお店になっている。

つくりたての石鹸はハワイの香りがした。

あの頃に案内してくれそうな看板が立っている。

昔の製糖工場の建物が、今はお土産の店になっている。ハワイの人は古い物を残すのが抜群にうまいんだ。

ワイキキからクルマでおよそ1時間。世界中からサーファーがやってくるノースショアは、地元ならではの魅力がたくさん集まったロコたちの大好きなエリア。お散歩するのが楽しい街ハレイワや、知る人ぞ知る美味しいコーヒーの産地ワイアルア。小さなお店の一つひとつが、愛にあふれていて、帰りたくなくなる場所でした。

言葉にできない気持ちを、ハワイの人は花で伝えるんだ。

今日も早起きして、チャイナタウンを歩く。お目当てはマナプア(肉まんのこと)だったんだけど、歩いていたらあちこちでレイをつくっていた。ハワイのシンボル、レイってこうやってひとつひとつ丁寧につくるんだね。

小さなレイの専門店を、たくさん見かけた朝

ひとつひとつ花を気持ちを込めて手でつなげていく。

永遠じゃない。この儚さが、身につける人に元気をくれる。

ワイキキ市内でもレイは買えますが、オススメは昔ながらの建物が並ぶ街チャイナタウン。たくさんの花を使って、朝から一生懸命手づくりでつくるできたてのレイが、ワイキキよりもリーズナブルに買えます。首にかけた香りが、レイは決してファッションアイテムではなく、ロコたちの明るさの源なんだ、とあらためて教えてくれるのです。

ハワイ州の旗に描かれた、ユニオンジャックの物語。

あちこちで見かけたこのハワイ州旗。アメリカ50州のうち唯一、イギリスのユニオンジャックが描かれたデザインだ。8本のストライプはハワイの8つの島を示している。かつてハワイ王国初代国王カメハメハ1世の友人で、イギリス海軍ジョージ・バンクーバー船長が、ハワイの島々を守るため、カメハメハ1世の同意のもと、1794年にハワイ王家にイギリス国家を掲げた。ハワイに立ち寄る外国船は当時絶大な勢力を誇ったイギリス国旗を見てmここでは何もできないと立ち去った。イギリスの旗は確かにハワイを守ったのだ。その後イギリスに対立するアメリカの影響もあり、ストライプを取り入れた現在のデザインになったとも言われる。大国に翻弄されながらも、この島を守るという意志がある。それがこの旗が愛される理由なんだ。

たくさん食べるから、たくさん遊べる。ロコたちの「うまい!」をめぐる旅。

レナーズのマラサダ、マカデミアナッツ、FUMI’Sのシュリンプ・プレートランチ、ハワイならではのフルーツ、ハレイワタウンのアイス、ロコの定番スナック、マナプア…ローカルフードづくしの満腹ツアー。思いっきり遊ぶために思いっきり食べるロコたちの元気の理由をめぐる旅です。お腹を空かせて出発しましょう!