

[ ゴルナーグラート 標高 3,130m ]
世界的に有名なゴルナーグラート展望台に建つホテル。マッターホルン、モンテローザなど4,000m級のアルプスに囲まれ、西側のお部屋からはマッターホルンを正面に眺めることができます。2005年に大改装を実施し、各お部屋にはシャワー、トイレも設置され快適に生まれ変わりました。



ゴルナーグラートクルム全景

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ゴルナーグラートクルムの歴史
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作家マーク・トウェインがツェルマットブームの火付け役
ヴァリス地方の一寒村、ツェルマットが人々の注目を浴びるようになったのは、あのマッターホルンの影響です。19世紀中頃、ヨーロッパにアルプスブームが起こり、山々の初登攀を目指した登山家や、一部の貴族たちがこの小さな山間の村にも注目し始め、ツェルマットにもホテルの建築ブームが訪れます。この動きに拍車をかけたのが1878年にツェルマットに旅行にきた作家のマーク・トウェインでした。彼はツェルマットからゴルナーグラートまで丸7日間かけて200名のガイドや荷役人と食料用の牛や羊までを連れての大旅行。しかも全員には雪崩避けのための「こうもり傘」を支給。この旅行記が起爆剤となり、19世紀末にはイギリス人を中心にこの地域を旅行する人々が増えてきました。1891年には工事を進めていたVisp(フィスプ)からZermatt(ツェルマット)までの鉄道が完成。簡単にツェルマットまでたどり着けるようにり、旅行客の次の興味はマッターホルンのよく見える展望台へと向けられていきます。
1896年に最初のホテル ベルベデーレが完成
このような背景により1895年からゴルナーグラート展望台のホテル建設に着手。1896年ついに最初のホテル、ベルベデーレ「Belvedere」が完成しました。当初は35室で開業。ホテルというよりは山小屋に近い感じでした。しかし展望台の人気はその当時から相当なもので、鉄道が完成する直前には常に60〜70頭のロバと4人一組で担ぎ上げる人力のカゴ椅子の担ぎ手が登山口には待機をしていたという記録が残されています。1896年5月から工事を開始したゴルナーグラート鉄道は1898年8月20日についに全面開通。観光客は飛躍的に増大し、すぐにこの小さなホテルでは需要をまかないきれず、1909年にほぼ現在のホテルが出来上がりましたが、完成当時は43室70ベットの他に、300名を収容できるホールも備えていました。(二つの天文台のドームは後から付けられたものです。)ゴルナーグラートのホテルは1909年から約10年間、その所有を一般人に売り渡したことがありましたが、1919年に再び村が買い戻しました。その後はずっと村営、厳密にはBerggemeinde という村の組織が現在まで管理を続けています。
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