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世界を創った男 チンギス・ハン1
堺屋 太一(著)/不遇な幼少期を克服し、史上最大の帝国を築き上げるまでのチンギス・ハンの一生を描いた歴史大作。全4巻。(日本経済新聞出版社)
堺屋太一が解くチンギス・ハンの世界 堺屋 太一(著)/草原に生きた男がなぜ世界帝国を築けたのか?残された遺跡などの写真を織り交ぜながら解く。(講談社)
モンゴルの
ガイドブック


モンゴルの生活

■モンゴルの遊牧生活


モンゴル(イメージ)遊牧は飼育方法のひとつで、モンゴルで一般的に行われている放牧形態です。季節に合わせて住む場所を異動します。 モンゴルの遊牧民は、主に牛・馬・羊・山羊・ラクダの5家畜を扱い、各家庭でそれぞれ主体とする家畜を決めています。モンゴル人の主食とされているのは羊肉で、飼っている家畜の半数以上が羊のところが殆どです。 男性が放牧を担当して、女性は乳搾りは家事に専念しています。

遊牧民が移動して暮らす地域をノタクと呼びます。ノタクは季節に合わせて最適の場所を考慮して決めています。
【春】 家畜の出産があるので、雪解けの早い場所を選びます。
【夏】 水のある近くで、草の豊富な場所を選びます。
【秋】  冬の準備のために家畜を太らせるため草を沢山与えるため、草の豊富な場所を選びます。
【冬】 山間部など風を避けられる場所に移動します。

■ゲルについて


How to ゲル作り
ゲルの作り方
アコーディオン状のゲルの柱を広げて骨組みを組み立てます。しっかりとたてて、頑丈なゲルにしましょう。
ゲルの作り方
屋根に当たる部分の骨組みを組み立てて、本体に接続して形を整えます。ここでバランスが崩れないように注意しましょう!
ゲルの作り方
骨組みが出来たら布をかぶせる。ここでやっとゲルらしくなってきます。
ゲルの作り方
最後に、扉となる部分に布をつけて、入り口を作ったらゲルの完成です。床にはマットをひきましょう!
ゲルの作り方
ゲルとはモンゴル民族の伝統的な円筒型の移動式住居です。モンゴルではこのゲルを観光客用の宿泊施設として利用しています。 観光客用ですので遊牧民の生活用品こそ置いてはありませんが、モンゴルらしさを肌で感じるには最適の宿泊施設だといえるでしょう。 ゲルを設置した施設全体のことを「ツ‐リストキャンプ」といいます。ゲルの中にはベッドが3または4つあり、簡単なテーブルと薪ストーブが置いてあります。夜は冷え込むので、夏でもストーブのお世話になる場合もあるかもしれません。 新聞紙・ライター等をお持ちになると重宝します。 また、夜間は明かりも少なく真っ暗なので、ゲルの外に出る場合には懐中電灯が必要になります。レストラン、トイレ、シャワールームは別棟となっております。 ツーリストキャンプによっては温水シャワーでない場合もあります。

モンゴル人は原始古代から牧畜で生計を立てていました。そして遊牧生活をしてきたために設営と運搬が容易で、過酷な気象条件に適した簡易住居を必要としてきたのです。そこで、考え出されたのがゲルです。ゲルは比較的簡単に取り壊し、組み立てが出来て遊牧生活をするモンゴル人にとってとても適していたのです。初期のゲルは常設の車付きゲルだったのですが、だんだんと軽くて取り壊しのきく現在のタイプになりました。

ゲルの周辺やゲル内部と同様、だいたい決められた場所が使われています。ゲルを出た扉附近には糞を集める道具(アラグやサワル)が置かれています。乾燥させている糞は、東北東から西北西のやや遠方に積んでおいて、適当にゲルへ運んで使用する。ゲル周辺の一般的な使い方としては、北側にいろいろな物を置くようにしています。20メートルくらい離れた東側か西側に箱型の牛車(テレク)が置かれ、なかに食科や雑貨が入っています。また刈り取った毛もこの附近に積んでおきます。そしてその北側には家畜用の囲い(ハシャ)や、馬繋ぎ場(ウヤーション)が作られます。そのため夜になるとゲルの辺りに、羊や山羊が群がるようになります。
ゲル(イメージ)

■馬乳酒


馬乳酒というのは、馬の乳を発酵させた飲み物です。アルコル分は、3-4%ぐらい。夏の間大人も子供も良く飲んでビタミンCを摂取します。これは冬に風邪を引かないようにするためと言われています。馬乳酒のほかに牛乳で作る牛乳酒もありますが、一般的なのは馬乳酒。牛よりも馬の乳の方が沢山飼っているため手に入りやすいからです。 馬乳酒を作るには、雌馬の乳を革袋などの容器に入れ、根気よく棒で突き混ぜるます。休んではかき混ぜ、休んではかき混ぜして、朝から晩まで家族が交代で行う根気の要る作業。容器の中で3000回〜5000回ほど棒を上下させて混ぜれば、翌日には出来上がります。しかし、最高の味にするには、あと2、3日から1週間はこの作業を続けます。馬乳はほかの動物の乳に比べて乳酸菌が多いので、こうしてかき混ぜているだけで発酵する。

■日本人に愛されている「スーホの白い馬」 と馬頭琴


モンゴルの昔話「スーホの白い馬」は、日本の小学校2年生の国語教科書に取り上げられ、多くの日本人が知っている話です。スーホという名の少年が怪我をした白い馬の手当てをし、その馬と出場したレースに優勝しますが、ハーンに取り上げられてしまいます。少年は毎日馬のことも思っていたところ、ある晩、傷だらけの白い馬が現れ「私は死にますが、あなたの側にいられるように、私の骨や毛を使って楽器を作ってください」と言い残して死んいきます。スーホ少年が馬の言う通りに作った楽器が今の馬頭琴だというお話です。
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