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サンダカンの北に浮かぶカメ島公園(タートルアイランドパーク)はフィリピン国境近くに浮かぶ美しい熱帯の島々から成り立っています。緑ガメやホークスビルガメの産卵場所としてよく知られています。行き方は、サンダカンの港から船が出ていて、遊覧船やスピードボートで45分から3時間くらいで到着します。
カメの産卵
カメの産卵

緑ガメは一年を通じて産卵が見られますが、その中でも
7月から10月は回数が増し、観測するのに最適の季節と 言えます。産卵の時間帯は通常夕方7時半頃海岸にやってきますが、まれに早朝5〜6時ごろに観測されることもあります。カメが上陸してから産卵し、砂で卵を隠すまでにかかる時間は約1時間。まずは産卵場所を選び、後部のヒレでその場所を掃除した後、深さ35〜55cmの穴を掘ります。その穴に約40〜190個もの卵を産み付け、仕上げに砂をかけて卵を隠したら産卵は終了です。


海ガメが産卵中に涙を流すことは良く知られていますが、これは泣いているわけではありません。産卵中、海ガメの目は無色の液で覆われ、この液体が目を乾燥から守り、砂を洗い流す役割を果たしているのです。

産卵後の卵は政府保護機関のスタッフの手によって、満潮時の地点から130mほど離れた孵化場へと移されます。孵化場には卵を埋めるための深さ80cmの穴が設置され、それぞれの穴には通し番号、採集日、卵の数が書き込まれています。50〜60日が過ぎる頃、赤ちゃんガメが続々と穴から現れます。通常孵化は砂の温度が下がる夜間に始まりますが、ここでの放流は天敵の攻撃が比較的少ない早朝や夜に行われます。それでも、海に入ると肉食魚や鳥類が赤ちゃんガメの命を脅かします。これらの自然災害以外に、海水汚染や海中のゴミを餌と間違えて食べてしまうことも死因のひとつとなっています。

保護政策はクダという場所で甲羅採取のために乱獲されたホークスビルガメを保護する目的で、1927年に制定されました。その後、政府の資金援助の下、セリンガン島で始めて海ガメの孵化が試みられました。現在では、島に駐在スタッフが配属されていて、海ガメに札をつける作業などをして、カメの生態を観察しています。
タートルアイランドパークは海ガメや珊瑚礁などの海洋生物をはじめする自然環境保護を目的とした州立公園です。園内では規則を守って美しい自然を壊すことのないよう心がけましょう。


公園内には規則を記した看板設置されています。島に到着したらまずこれを読んでください。

滞在中、また公園から帰る際はきれいに掃除をして下さい。

タオルや洗面道具は持参して下さい。


夜間は海岸を散歩しない。産卵時にはスタッフが知らせてくれます。

夜キャンプファイアーや浜辺での電燈の使用、音楽やダンスなどはしてはいけません。

海ガメを取り囲まないで、産卵時は距離をおいて観察して下さい。

カメの甲羅に乗る等の危害を加える行為はしないで下さい。

事前に許可を得ない公園内の動植物の採集は禁止されています。
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