
コタキナバルから飛行機で約40分の港町サンダガンの東23kmの場所に、手付かずの熱帯雨林が残るセピロックの森があります。ここでは森林の伐採や狩猟などにより親を失ったり親と生き別れた子オランウータンや、怪我を負ったオランウータンが保護されており、森へ帰る訓練が施されています。 |
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■オランウータン(ショウジョウ科)
■分布地:東南アジアのボルネオ島、スマトラ島
オランウータンとは、マレー語で「森の人」という意味です。メスの体長が約80cm、オスは約1mほどあります。オランウータンの妊娠期間は264日と類人猿の中で最も長く、授乳期間は約4年にもなります。主食はマンゴーやドリアンなどの果実類ですが、葉や昆虫なども食べます。生活形態は完全に樹上性で、雄雌とも単独で高い木の上に巣を作ります。 |
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IUCN(国際自然保護連合)による「絶滅のおそれのある野生生物のリスト」、通称レッドリストにおいてオランウータンは”絶滅危惧種”に指定されています。現在30,000から50,000頭の生存が見込まれて
いるものの、近年の森林伐採や密猟などにより急激に生息数が減少しています。 |
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セピロックの森でオランウータンを観察するときは、保護センターの規則に従って行動しよう。
規則といっても、ゴミになるペットボトルやビニールの袋はもって入らない、など簡単なもの。貴重な原生林やオランウータンたちの生活を壊さないように慎重な配慮が必要なのです。
オランウータンは非常に好奇心が旺盛です。しかもとっても頭が良いから、注意していないと彼らのいたずらにほとほと困りきってしまうことになりかねません。まずオランウータンたちの興味をひくような持ち物や行為は控えなければなりません。大声で話したり叫んだりするのもタブー。
特に餌付けの時間にはたくさんのオランウータンたちが集まります。けっして彼らを刺激しないようじっと黙って食事を見守りましょう。 |
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