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香港愛茶
香港の歴史は同時にお茶の歴史でもある
17世紀の英国の王侯貴族から始まったと言われる「下午茶」(アフタヌーンティー)。そもそもは昼下がりに紅茶を飲むという習慣は“労働”というものから一番遠いところにある特権階級だけに許された楽しみです。

一方、香港でもアフタヌーンティーは風土病や伝染病から身を守るという目的もあったにせよ、大商人という特権階級たちによって香港の“優雅な習慣”として確立されていったのです。
そして20世紀、かの大英帝国が没落してゆく中、香港のアフタヌーンティーは多少大衆化、観光化しました。とはいうものの、ペニンシュラの「ザ・ロビー」やマンダリンオリエンタルの「クリッパーラウンジ」など、伝統あるホテルによって、現在も“優雅な午後”が提供され続けています。
アフタヌーンティー
アフタヌーンティー
「アフタヌーン・ティー」とはイギリスの上流社会の伝統的なティータイムのことをいいます。朝起きてベッドでモーニング・ティーをとった後、多めの朝食をとっていた英国貴族は、昼食は軽めで済ませていました。ところが、ガス灯の普及とともに夕食の時間が遅くなり、それまでの空腹感を紛らわせるため、もう一食欲しくなってしまったのです。

そこで始まったのが夕方の「お茶の会」。これがアフタヌーン・ティーの起源です。トラディショナルなスタイルは、三段トレイにサンドイッチ、スコーン、デザートがのっていて、下の段から順にいただくのが流儀です。 シンガポールでは、アフタヌーンティーに良く似た「ハイティー」というものがあります。
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