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香港愛茶
香港の歴史は同時にお茶の歴史でもある
働く給仕


香港の朝は茶楼から始まる。朝6時、開店と同時に人々は集まり、好みのお茶を飲み、ワゴンで運ばれる点心の中からお気に入りのものを選ぶ。茶楼こそは香港人の生活と切っても切り離せない、広東的風習を体現する店なのです。

もっともそれは昔の話。地元の若者は「茶楼はオヤジの行くとろさ。」といいます。よく言えば時代を感じさせるインテリアにシミが目立つテーブルクロス、腰が曲がった給仕たち。競馬新聞やタブロイド紙を読んだり、やかましく談笑する熟年客たち。

現在の茶楼は、いわば取り残された存在です。それゆえに日本人が抱く“香港”というイメージにしっくりくる場所でもあります。香港に行ったら一度は茶楼に行ってみましょう。ここは香港に残された数少ない“歴史”なのですから。
お茶


茶楼には覚えておきたいしきたりが3つあります。
1、 まず出された桶で湯飲みを回転させて洗う。
2、 食事は皿ではなく、茶碗に載せて食べる。
3、 お茶のお代わりはふたを少しずらしておく。

これさえ覚えておけば、あなたも立派な茶楼通!
おいしく飲みたいですね。


1933年に開業した陸羽茶室の店内は、1970年代に移転したものの、開業当時の面影を残すノスタルジックなもの。一般的には、「オヤジの溜まり場」である茶楼も、ここだけは格別(値段も)、優雅な雰囲気を楽しむことができます。

陸羽茶室 データ
ビジネス街が近いこともあり、エグゼクティブや上流階級が好んで利用する名門茶楼。
住所:24-26 Stanley St,.Central
電話:2523-5464
営業時間:7:00-22:00(飲茶は7:00-17:30)
陸羽茶室
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