【しのぎを削る接戦が繰り広げられています】
北アメリカの大人気のスポーツの一つ、アイスホッケー。
NHL(北米プロナショナルホッケーリーグ)に所属する30チームのうち、カナダにはバンクーバー、エドモントン、カルガリー、トロント、オタワ、モントリオールの6チームがあります。毎年春に行なわれるチャンピオンシップトーナメント、スタンレーカップを目指し、しのぎを削る接戦が繰り広げられています。
ここバンクーバーのチームはカナックス。試合のある日はホームスタジアムのGM PLACE周辺を白や紺色のユニフォームを着込んだ老若男女のファン達で賑わいます。スタジアムではホットドックやバーガー、ピザ等が美味しいフードコートやチームグッズが買えるオフィシャルストアがあり、ビールとナチョスを手に入れて会場へ入ると、中央には楕円形のホッケーリンクが!リンクの周りには強化ガラスが張り巡らされ、ゴール近くのコーナーにはパックがはみ出ないようにネットも張られています。リンクの真上にはスクリーンがあって、“MAKE
NOISE!(騒いで!)”などの会場を盛り上げるためのサインやリプレイが表示されます。リンクに遠くなるほど選手の動くスピードが遅く見えるのでなるべくリンクに近い席がベスト。アイスリンクに近いので会場はとっても寒い!必ず温かい格好で行きましょう。
さていよいよ試合が間近になると、カナックスと相手チームが各ゾーン(チームのゴールのある楕円の半分)をぐるぐる回ってウォームアップを始めます。アメリカのチームが対戦相手の場合はアメリカの国歌を先に歌い、次にカナダの国歌“O,
CANADA!”を全員総立ちで厳かに歌った後は、中央で審判がパックを落としてフェイスオフ(試合開始)。小さな黒いパックをスティックで滑らせながら相手のゴールに入れれば得点、と大体のルールはシンプル。でも相手チームと激突したり、殴り合いの喧嘩が始まったりとリンクで繰り広げられる戦いは熱く、観客も一体になって叫んだり立ち上がったりと全身全霊で応援します。ペナルティで相手のチームの選手がペナルティボックス(お仕置き部屋?)に入ったらカナックス側の人数が有利になるため、パワープレイと呼ばれる得点のチャンスになります。勿論その逆もありますが、その場合はなるべくゴールからパックを遠ざけて時間潰しにかかります。カナックスがゴールを決めたときは場内が沸きあがり、派手な仮装で応援をしているファンなどが中央のリンクの真上のスクリーンに映しだされたりと大騒ぎになります。試合の合間に聞こえるQUEENの“WE
WILL ROCK YOU”やスターウォーズのダースベーダーのテーマ等のBGMも試合の雰囲気に合わせてかかるので要チェック。
試合は各20分のピリオドが3つあり、その間に15分間の休憩時間がありますが、観客から選ばれたファンがリンクに入り、商品をかけてゴールへショットをする腕試しや、地元の子供たちのシンクロナイズドフィギュアスケートのショー、チームマスコットのオルカの風船が場内を飛んで映画のチケットをばら撒いたりとTVでの観戦では体験できないお楽しみが盛りだくさん。ホッケーの観戦は一度行ったらハマってしまう面白さです。
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