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【イタリアを食べよう チーズ−フォルマッジョ−】

【目から鱗の本場イタリアンチーズ“フォルマッジョ”】
イタリアのチーズはうまい!
4年前にイタリアに来て、色々なチーズを食べました。それまではチーズは嫌いでした。イタリアの本場のチーズの美味しさを伝えたくて、僕は日本に帰国するたびに家族・友人に持ち帰りますが、税関では生物は禁止なので、どうしても真空パックされたものになってしまいます。「美味しい、美味しい」と、それでも皆バクバク食べます。それを見て僕は満足半面「本当はイタリアの生のチーズはもっと美味しいのだよ!」とテーブルを拳で叩くのです。
是非一度、イタリアに来て本物のチーズを食べて欲しいと心から思います。目から鱗とはこのことですから。イタリアを旅行したら、その時は忘れずに“フルマッジョ”(フォルマッジョとはイタリア語でチーズの事です)。イタリアの方がチーズの発祥なのですから、イタリアでは誰もチーズとは言いません。これは注意!覚えておきましょう。チーズ=フォルマッジョ。レストランでは“フォルマッジョの盛り合わせ”がメニューにあります。街中のいたる所にあるバールでは、“パニーノ”=サンドイッチ、にチーズが挟まったものが必ずあります。それからもちろんピザ!ピザ屋で釜焼きのアツアツを一枚まるごと食べても、切り売りの店で買っても歩きながら食べてもいけます。

【イタリアでのチーズの買い方】
ピザやパニーノで本場イタリアのチーズに目覚めた人!是非、市場やチーズ専門店、スーパーマーケットで直接“フォルマッジョ”を買ってみたくなるはずです!

その1:〜スーパーマーケットの乳製品の棚から美味しそうなものを選びます。日本のようにすべてパックされているので、それをレジで払うだけ。種類の多さに驚きます!

その2:〜イタリアのたいていのスーパーマーケットには、棚売りのほかに、店内の一角にチーズ、ハム、パン専用の売り場があります。ここには、棚売りのよりも新鮮なものがあります。街のいたるところで見かける乳製品専門店や、小さな食料品店、市場のなかのチーズの屋台でも同様です。

買い方:大きなチーズの塊を切り売りするので、何をどれだけ欲しいかを売り子に言う必要があります。チーズの上には必ず名前と○○キロで幾らとか書いてあり、名前を言うときはローマ字読みで通じます。


どれくらい欲しいかは、まだ言う必要ありません。売り子がチーズを取り上げて、包丁で切る前に「どれくらいほしんだ?」「これくらい?」と見せながら聞いてくるので、いい時に「OK」と言えば問題ありません。値段は、だいたい1キロ換算10ユーロくらいです。買うのは2〜300ユーログラムくらいだろうから安い物です。チーズを入れた袋に売り子が値札を貼ってくれるので、それをレジで払います。問題はどのチーズが美味しいか、でしょう?けど、店には50種類ぐらいはありますから、これだけは、自分の目!(見た目と、イタリア人主婦が何を買ってるか)に頼るしかありません。有名な“フォルマッジョ”としては、モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、パルミッジャーノ(パルメザンチーズ)、スカモルツァ、シエナ(シエナ産の羊の乳のチーズ、チーズの周りが赤いのが目印)などがあります。

【チーズを使った料理紹介】
モッツァレラとトマト
材料:モッツアレラチーズ、トマト、あればバジリコの葉、オリーブオイル
トマト、モッツァレラチーズともに輪切りにして、交互に並べるだけです。あればバジリコの葉をそえると〇。食べる前にオリーブオイルをかけてください。好みで塩こしょうを適量。パンに挟めば、そのままパニーノに!
モッツァレラチーズは、本来水牛の乳から作られる物ですが、これはイタリアでも特別に“モッツァレラ・ディ・ブッファラ”と言って珍重されています。ただのモッツアレラは普通の牛乳から作られる物で、これでも十分おいしいです。
モッツァレラとトマト(イメージ)
ピザ・マルゲリーター
ピザ屋には何十種類もピザがあってどれも美味しいのですが、イタリアでイタリア人に最も愛されていて、シンプルで確かに旨いのが“ピッツア・マルゲリータ”。トマトソースとモッツァレラチーズだけのピザです。季節によりバジリコの葉が乗っていて、なんとこれが赤、白、緑のイタリアの国旗の3色!かつてナポリで食べた時、その美味しさに卒倒しそうになりました。牛肉が乗っていたのかと舌を疑ってピザを見ましたが、トマトソースとモッツァレラチーズが乗っているだけです。その時、ああ、確かにモッツァレラチーズは牛乳から作られるんだァと感激してしまいました。 ピザ・マルゲリーター(イメージ)
リコッタチーズとほうれん草のパスタ
材料:リコッタチーズ、ほうれん草、パスタ(どんな種類でもいい)、オリーブオイル

リコッタチーズは最近日本でも手に入るが高いのが難点です。牛乳か羊のミルクから作られるフレッシュチーズで甘味があります。その為、お菓子に良く使われますが、そのままでもパンに乗せてジャムや蜂蜜と一緒に食べると美味しいです。野菜は、茹でたほうれん草と相性抜群です。リコッタとほうれん草のパニーノはバールの定番の一つで、パスタと絡める時は、少しオリーブオイルをたらすと美味しくなります。
リコッタチーズとほうれん草のパスタ(イメージ)
メランザーネ・アッラ・パルミッジャーナー
オリーブオイルで茹でたナス、輪切りにしたモッツァレラチーズ、トマトを交互に3段重ねにしてオープンで焼いたイタリア料理で、僕は仕事帰りに近所の総菜屋で買って持ち帰り、居候のイタリア人家族と一緒に良く食べます。もちろんレストランのメニューでも見かけます。 メランザーネ・アッラ・パルミッジャーナー(イメージ)
チーズの盛り合わせ
写真に紹介するのはパルミジャーノとスカモルツァです。
パルミジャーノはパルメザンチーズのことですが、このようにブロックで買って、パスタなどを食べる直前にそれを削って料理にかけて食べます。
僕の観察ではイタリア人は料理の6割くらいにこのパルミジャーノをかけても平気だと思っているようです。新鮮なもの(乾燥してカチカチになっていない状態のもの)は、小さな塊をそのまま食べても十分いけます!
スカモルツァは、牛乳から作られる半硬質のチーズで、味はモッツアレラに近く、食べやすです。形は雪だるまで、店ではそれにひもをかけて天上から吊るしている事もあります。
チーズの盛り合わせ(イメージ)

チーズは、牛乳から作られるだけではなく、水牛、羊の乳、やぎの乳からも作られるものがあって、それぞれ味が違っており、作り方でも味も口に入れた時の感触も見た目も異なってきます。とにかくイタリア人はよくチーズを食べます。前菜、パスタ、肉か魚料理、そしてデザートにいく前にチーズとなります。レストランでは肉か魚料理を取る変わりにチーズの盛り合わせを食べる人もいます。逆に肉はそんなに多く食べません。チーズはもともと保存食なので、イタリア人はそれをチビチビとナイフで切り取りながら、ワインと供に喋りながら食事するのが好きなのでしょう。
情報は2004年4月現在のものです。情報は予告無く変更となる場合がございます。
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