そして、一向はいよいよ本日のテイスティングの会場でもある地下セラーへと案内されます。
まずは、下りてすぐ正面にある鉄格子の奥にあるワインに目が釘付け!この鉄格子越しに貯蔵されているワインはこの店のオーナー、Berry家とRudd家のセラーで、女王の誕生日などの特別な機会にはここから出して献上するそうです。昔セントジェームス宮殿とベリーズのセラーが直接つながっていた事や、国葬などで大きな馬車がセラーの上を通る時は天上を支える為に従業員がワインの木箱を天上まで積み上げてセラーを守ったそうです。食事会のできるダイニングやテイスティングルーム、ローマ時代のワインボトルのショーケースなどを眺めながらくるりと一回り見学。ほこりをかぶったおいしそうなワインが心地よさそうに横たわっている姿を横目に、次なるテイスティングに心が踊ります。
始めに本日テイスティングをするワインリストを渡されてびっくり!全13本のリストにはボルドー、ブルゴーニュ、アルザス、ロアール他、イタリーといった値段は手軽に購入できそうな、8ポンド代のものから、上は何と!1本112ポンドもするものまで揃っています。ティスティングのあとは軽食もついているので、これで本日のコース代一人35ポンドはかなり良心的。
テイスティング講師陣には、チーフワインコンサルタントの松岡聖子さんの姿も。きびきびとしたベリーズの日本人スタッフにワインを注いでもらい、まずは英語で本店支配人の説明が。あとで日本語でコンサルタントが分かりやすく訳してくれます。ワインの生産地、生産者の紹介、カラー、香りを説明されながらのテイスティングと、何も知らずに飲むのではこんなに楽しみ方が違うのかと痛感しました。
まずは白、そして赤へと1本10〜15分くらいかけてテイスティングが進みます。注目のフィナーレとなるボルドーは高価で普段ならとても空けられないボトル。テイスティングの際は通常、口全体で味わったあと吐き出すのですが、最後のボトルという事と高価なワインという事で、飲んでしまいました!味は・・・とても美味しかったです。ビロードのような、とか黒胡椒の香りが・・・などテイスティングの際のワードもこの機会にかなり増えました。
お昼過ぎから約4時間、ワインの世界を垣間見たのですが、その前と後とではワインに対する姿勢や興味、愛情が深くなった気がします。大げさですが、ワインを知る事は人生を豊かにする事に繋がるとまで言ってしまいましょう。120%満足でベリーズを後にしました。
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