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【ケアンズからエアーズロックへの旅 その4 】

【4日目】
起床5時半。同室のイギリス人の二人もエアーズロックに行く同じツアーに参加する予定だが彼女たちは午後出発の便。まだ寝ている。けれど私は朝出発のツアーなので二人を起こさないように20分で支度を済ませチェックアウトする。辺りはまだ真っ暗なのだが、すでに大きな荷物を持った私と同じような旅行者たちがホステルの前で迎えのバスを待っている。どの人が同じツアーに参加するんだろう?と考えながらバスを待っていたのだがどうやらみんな違うツアーのようで次々とバスに乗り込んでいく。私の乗るバスは予定の10分遅れで到着。バスの中には既にデリックとジェニーが乗って私に向かって手を振っている。ご親切にデリックは彼の隣の席を私の為に空けておいてくれているようで、バスに乗り込む。私たちの他にあと8人くらい乗っていたのだがその中の3人は前のケアンズからのツアーで一緒だった変なイギリス人たちだった。この3人にはこれから4日間本当に頭を悩ます事になるのだが、この時点ではそんな事は想像することもなくまた他のツアー参加者を拾っていく。 歌うディンゴ
 
今回のツアー参加者は全員で16人、その中には私を含め4人もの日本人(全て女性)がいた。ドライバーはなんとオーストラリアン女性だ。最初のストップは世にも珍しい“ディンゴ(オーストラリアにいる野生犬?)がピアノに合わせて歌を歌う?”が見れるとの事。見かけは普通のディンゴなのだが飼い主のジョンさんのピアノに合わせて鳴く。吠えているのかと思う時もあったが声はピアノのリズムに合わせて出ているのでやっぱり歌っているのかなと感動する。そしてその後は、谷間が虹色(7色)に見えるという Rainbow Valley に向かった。アリス・スプリングスからエアーズロックに行くツアーは沢山あるのだが Rainbow Valley にも行くツアーは少ない。この谷はシーズンによっては谷の前に大きな水溜りが湖のように見えるのだが、近年この辺りは雨季が短いらしく私たちにはただの大きな谷が目の前に広がっているようにしか見えなかったし、谷自体7色も色があるのかどうかも怪しかった。ただ、谷に登ってからの景色は壮大で良かった。 レインボーバレー
 
その後は前回のツアー同様みんなで昼のサンドイッチの準備をして頂く。エアーズロックに近づいているからだろうか、蝿がうざい。そして夕方には一泊目の Kings Creek Station というキャンプサイトに到着。今までのツアーの宿泊先はホステルだったりホームスティみたいな感じだったのだが、これからはキャンプ。イコール、テント暮らしになる訳だがデリックが“スワッグで寝よう !! ”と勧めてくる。このスワッグとは自分の寝袋をもっと頑丈な物で包むような物。寒さとちょっと雨も塞げるし、テントに入る必要が無いので夜空を見ながら寝る事も出来る。私はヘビとか虫とかがスワッグもしくは寝袋に入ってきたらイヤなのでテントの中で寝たかったのだが、満天の夜空の美しさに負けてスワッグで寝る事にする。 キングスキャニオン・キャンプサイトのラクダ乗り
 

夕食だがキャンプ生活なので自炊になるのだが献立はドライバーのジルが決めているので私たちは出来る手伝いをする。今晩のメニューはビーフシチュー。きちんと洗ってはいなさそうな野菜と肉を一口大に切って鍋にぶち込む。味付けはビーフストックと塩コショウだけだったけどキャンプファイヤーにかけて食べたのが隠し味をつけたようでまた美味しかった。主食の飯だがもちろんこれは日本人が担当して美味しいご飯をき上げて大好評。そして夕食作りを手伝えなかった人たちが片付けをするのがこういうツアーの無言の決まりなのだが、なんと問題児のイギリス人3人組は食べるだけ食べて片付けをしない。ただこの時点ではまだ誰も何も言わずに終わる。今回の旅ではアメリカ人のロッドとも仲良くなる。彼は一見するとヒッピー風なのだが純粋な心の持ち主でオーストラリアの一人旅を満喫しているようだった。明日は Kings Canyon にて日の出を見るって事なので早めに就寝する。キャンプファイヤーの隣に置いたスワッグから満天の星を見ながら眠る・・・。すごく高価な感じのする夜だった。

今夜のキャンプサイト
文・写真 ケアンズ支店 大塚あや
情報は2005年6月現在のものです。情報は予告無く変更となる場合がございます。
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