サンゴの産卵のメカニズムやグレートバリアリーフの生い立ちについては長い間ベールに包まれていました。何と今からさかのぼる事たったの20年前、台風で大打撃を受けたサンゴ礁の調査をしていた科学者チームが偶然にもサンゴがある一時期に一斉に産卵をする事を発見したのでした。
一時期と言うのは初夏の満月の直後で、ほとんどの場合は11月と言われていますが、水温などの要素で10月であったり12月であったりとなかなか予想できません。
サンゴの大産卵はほとんどの場合、夜に行われます。ダイビングサービスはどこも特別ナイトダイブツアーを開催致しますので、ぜひ参加し水中世界の神秘に触れてみてください。その神秘を目の当たりにした人はその光景を「水中で雪が降っていた」「宇宙遊泳」「天の川」などロマンチックな表現をいく通りもされますが、どれも的を得ているようないないような、自分の常識に当てはめようと思っても出来ない、人の考えを完全に超越した生命力の神秘なのだと思います。とにかく一見の価値あり是非是非一生に一度は見てみてください。
予想は難しいですが、今年の産卵は11月30〜12月2日の3日間あたりと予想しております。はずれたらごめんなさい。 |